ブルーハーツの衝撃

The_bluehearts
ブルーハーツです、初めて聞いたときの衝撃は忘れられません。まるで体中を大きなパワーで叩きつけられたような感じでした。

その頃はすでにロックと言うものの魅力に気付いてはいましたが、どちらかと言うと洋楽中心で、ラジオから流れる邦楽とは異質の音楽に聴き入る毎日でした。そんな中でのブルーハーツはそれはもうすごいインパクトでした。

しかしブルーハーツの本当にすごい所は、聞くたびに、その時々の自分の状況、感情によっていろいろな新しい感情が自分の中に生まれてくる所に有ると思います。嬉しいときはそのパワーを、悲しいときにはなぐさめるように、のぼせ上がっている時には諭されるように、私は感じるのです。いまでもそれは同じです、聞くたびに自分の心の中をのぞき込み、「本当にこれでいいのか?」と自問自答してしまいます。

ブルーハーツはとてもとても正直です、私ならとても口に出来ない言葉を平気で歌い切ります、一見単純なようなメロディーもとてもとてもきれいです。実は私はブルーハーツのアルバムを全部持っているわけでは有りません、私はまだ彼らに追いついていないのです、これから少しずつでも追いついて行きたいと思っています。

そのブルーハーツも、ハイロウズになり、ヒロトもソロでやるとの事、ハイロウズの1stを聞く時にも実は少し不安だったのです、彼らの素晴らしさが薄れているのではないかと。嬉しい事にそれは杞憂でした。

私は自分の本質を変えないために、無理やりに環境を変えてでも、今まで進んできました。自分を変えないために自分を変えてきたのです。40を目前にして初めてその結果が少し見えてきたような気がします。何も変える気のない人々は変わってしまうのです。彼らのバンドの変遷もそのような事が有るのではないかと、勝手に考えています。

彼らも、そして私も前を向いて進んで行けるよう願ってやみません。

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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