弦高とテンション?

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以前に少し書いたのですが、アコースティックギター FG-420A を弾きやすくしようと弦高を下げて行ったら下げ過ぎてしまって、これではいけないかとサドルを交換して見たんですが…。
せっかくなのでちょっと違う素材の物にして見ようかと「グラフテック社」の物に交換して見たんですが、弦高が純正ノーマルの状態とほとんど同じくらい上がったにもかかわらず、テンションがゆるゆるになってしまいまして、純正に戻してしまいました。弦高を上げたらテンションも上がるかと思ったんですがねえ。

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これが6弦側ですが、上の1弦側はもうかなり下がってしまって、サドルが少し触っているだけのように見えます。ネック、フレットの状態にもよるのでしょうが、この状態で1弦側 1.8mm 6弦側 2.8mm くらいまで下がっています。一時期下がり過ぎて弦がびびるくらいにまでなってしまったのですが、ネックを調整して今のところこの寸法に収まっています。

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これがグラフテック社のサドルなんですが、これを装着すると大体ですが6弦側で 4.0mm 位まで弦高が上がります。これで純正サドルノーマルと同じくらいの弦高なのですが、テンションが下がり過ぎるのです。なぜなんでしょうか??。

一つ考えられるのは、寸歩的に近かったのでマーチン用の物を取り寄せたのですが、コンマ何ミリかだと思うのですが微妙に厚みが薄いのです、それでサドルの溝に入れるとほんの少しなのですがサドルが斜めになってしまうのですね、そうするとサドルがネック側に倒れるような格好になってしまいます。そうするとほんの少しなのですが弦長が短くなってしまいます、その影響があるかも知れません。

それともう一つ、おんなじ弦での出音の差を聴き比べようと、弦を外さずに緩めてブリッジ側から外して付け替えました。そのために弦に癖が付いています。6弦側の写真でも逆に弦高の高いサドルをつけた跡、弦が微妙に曲がっているのが確認出来ます、これが弦高の高い状態でも逆に作用して、スプリングのようになってテンションが変わってしまったかも知れません。

でも、サドルをこの写真のようにノーマルに戻すとテンションも戻るのでこちらは可能性が少ないような気がしますね。うーん、なんでかなあ?、もう一つ考えられるのはサドルの素材自体が違うのでテンションが変わってしまった。と言う事ですがそんなことあるかなあ?タスク素材の様なんですが、黒いと言う事はグラファイトなんでしょうかねえ?、摩擦が少なくなって引っ張られるはずの分テンションが緩くなってしまったとか。

装着した写真が無いのが残念ですが、あまりにテンションが緩くなってしまったので慌てて純正に戻してしまったんで写真を撮るのを忘れていました(^^ゞ。今張っている弦は YAMAHA 純正のスーパーライト 010~046 のゲージなのですが今度弦交換する時にまた試して見るかどうか悩んでいます。微妙に寸法が違うのは気持悪いので実験的にスペーサーでも噛まして見ようかとも思うのですが。

少し考えて見ようと思います。肝心の音自体は良くなったと言う感じはしなかったですね(^^ゞ、何となくですが倍音成分が少なくなってスムーズな音、と言う感じなのですが何しろテンションがゆるゆるなのでこれでは見極めようが無いですね。

うーん不思議だ。

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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