クチコミの技術

Kutikomi

この本は先日書いた「ウェブがわかる本」よりも先に読んだのですけど、何となく書きづらくて、今日になってしまいました。 blog でもってお金を得るためには、儲けるためにはどうすればいいのか?。そういう事が一番の問題、そういっているような気がして少し読みづらかったのですね。
正直全編を通して面白かったかと言えば「あんまり面白くは無かった」そう言わざるを得ません。これは企業がマーケティングとしての blog 、あるいはとにかくアフィリエイトや広告収入で blog で収入を得たい人、そういう人に向けて書かれた本。そういう印象がぬぐえず、またそれが何となく良い印象を受けないのです。

blog のアクセス数をアップしたい方、そういう方にとって本書は有意義ではある。そうは思います、事実私もこの本を読んでコンテンツ数の増加とアクセス数増加の因果関係の所など結構ためになったと思います。

blog とは言っても、いろんな blog がありますね、以前から良く目に付く物に、肝心の記事はほんの少しで後の大部分は「広告」、そういう blog もたくさんあります。こういった blog は案外良く目に付くのですが、正直私は好きではありません。この様な blog に読む価値があるのでしょうか?、私の場合いろんな人がどのような事を「どう書いているのか?」と言うのが「読む」理由になっているので、広告ばかりの blog は読みづらいし、つまらないのですね。

「クチコミの技術」を読んだ時におんなじ様な匂いを感じて、それで少し読みづらかったのだと思います。もちろんお金は大事で、blog でそれを得る事は良い事だろうと思います。でも「それだけじゃない」様な気がするのです。

あるいは企業としてうまく blog を使いたい。この様な方には本書はすごく良い教科書になるだろうと思います。

私は blog が日本に入り始めたころすでに web には魅了されてきたのですが、登場した当時 blog と言う物に対して、技術的な興味と言う物以外にあまり魅力を感じなかったのですが。今になってみればそういった技術的側面よりも、使い方の方が問題なのだ。そういう事を本書によって再確認できたのは一つの収穫であった。そう思います。

ただ blog のコミュニティーに入っている人は「仲間」でそうでない人は「部外者」そういう風な雰囲気を感じ取ってしまったそういう感じはあります、「感じ」ですが。本書にもそれと同じような匂いを感じてしまったのですね。

もちろん私が blog は初心者で積極的にそういったコミュニティーとは交換が無い。そういったひがみ的な感情が無いとはいえないかも知れません、でも本書を読んでも今なおそういう感情は私の中にあるようです。

blog(ブロガー)としてはまだまだ初心者であるし、ネット上での他者とのコミュニケーションと言う事ではまだまだ勉強しなくてはいけない事を日々痛感していますから、私自身の blog も色々試行錯誤して行く事だろうと思います。

そういう意味では一つ勉強になった、そういう事は言えると思います。

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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