狼と香辛料

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面白そうだったので購入して見ました。帯に「このライトノベルがすごい!」で2冠達成!!、と書いてありますがまさしく「ライトノベル」と言った感じでしょうか。軽い読み物と言う意味では無く、軽く読めてしまう本と言う感じがします。良い意味でですよ。
狼である豊穰の神「ホロ」が人間の女の子の姿になって行商人「ロレンス」の前に現れ…。と言った感じなのですが、なんと言うか案外ピュアな「物語」に仕上がっていると思います。

独自の世界観の中で紡ぎ出される良質の物語、最近は中々お目にかかれない様な気がしてしまうんですが、童話としても十分読めるのでは無いでしょうか?、取っつきやすいのであまり小説など読まれない方でも読みやすいような気がします。

新人作家さんのようで物語の筋が少しアンバランスな感じも見受けられますが、これからが楽しみ。そんな感じがします。じつは読み終わってから気付いたのですがすでにシリーズ4作目まで出ているようですね、残りを読むのが楽しみなような微妙なバランス感が壊れるのではと少し怖いようなそんな気がします。

それだけにこの一冊だけで一つの世界を作り上げていて、これはこれで完成されているのだと思います。

「ライトノベル」とされている事に、この絵も一役買っているのだと思うんですよね。ライトノベルと言っても、どういうのがライトノベルなんだ?と言いたい感じもしますが。これがもう少しほのぼの系の絵だったら「童話」としても十分通用するような気がしますが、敢えてこういう演出にしている事で対象読者を選定しているような気がして、それが面白いような少し残念なような微妙な心持ちです。

この絵が悪いと言う訳では無いんですよ、私自身この絵(表紙デザイン)でもって興味を引かれた、と言う部分は否定できませんし童話的な絵だったらここまで売れてないんじゃないでしょうか?

ごく普通の演出でこういう本が売れる、そういうふうなら嬉しいのですけどね。

いずれにしろ良質の面白い本だと思います。このシリーズじゃなくて全然別の物語を書いて欲しいような気がします。と言うか読んで見たい。

狼と香辛料
価格:¥ 620(税込)
発売日:2006-02
狼と香辛料〈2〉
価格:¥ 662(税込)
発売日:2006-06
狼と香辛料〈3〉
価格:¥ 620(税込)
発売日:2006-10
狼と香辛料 (4)
価格:¥ 641(税込)
発売日:2007-02

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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