テレキャスターの不思議

私のメインのエレクトリックギターはテレキャスターだと思っているのですが、購入当時なぜテレキャスターを購入したのか自分でも良くわからないんですよね。
その頃 YAMAHA の RGX-612JS と言うギターを使っていましてね、それは２本目だったのですが、後にネックが不調になってしまうのですが当時はまだ元気だったのですが、ある日突然欲しくなりまして。

布袋さんとかは結構好きだったんですが、あれはテレキャスターとは言わないでしょうしねえ、当時好きだったミュージシャンでテレキャスターを使っていたのは横道坊主のギタリスト「今井 秀明」さんぐらいのような気がするのですけどね。

それでも彼にあこがれて買った。と言う訳でも無いんですよね、買ってから好きになったテレキャスター使いのギタリストも結構いますけどね、例えば「キース・リチャーズ」とか「ロイ・ブキャナン」とかね。

キースなんかはテレキャスターを使っている。と言う事で聴き始めたら気に入ってしまった口ですしね。

なんで急に欲しくなってしまったのかいまだに良くわからないんですが、でも気に入ってます。

テレキャスターと言うのは一般市販されたエレキギターの中では一番始めに販売されたと思われるシンプルなギターでして、でも現在においても十分以上実用になる良いギターだと思うんですよ。クリーントーンで弾いても良し、軽く歪ませても良し。それでいてギンギンに歪ませてハードロックだろうがこれまた良し。と思ってるんですけど。

私の持っているテレキャスターはフェンダージャパンの「TL52-80TX」と言うモデルでして、確か出たばかりの頃 ’96 の頃購入したはずだと思うんですが（今は 88TX となっていますね）、USA 製のテキサススペシャルピックアップと言うのが付いていて、パワーもありバンドアンサンブルの中でも埋もれずに出てくるマッチングの良いピックアップだと思うんですよね。

今でも作っているので人気はそこそこあるんでしょうけどね、「TL52」と銘打たれている事からも分かるとおり 52 年製の「テレキャスター」の初期型のリィシューなのですが、ビスの頭までマイナスビスと言う徹底ぶり。ネックも V シェイプに近いグリップでストレッチフォームよりは握り込むようにフィンガリングするとしっくりくる感じ。

ちょっとストラップを低くして弾いて見たくなる感じと言えばいいでしょうか？。

自分的にはほとんど完璧で、あと足りないのはアームだけ。と言った感じなのですが、あと持っているギターがストラトキャスターと YAMAHA のパシフィカ、なのでアーミングしたい時はそちらを使う。と言う感じになってるんですが。

もっともストラトはブリッジをボディーベタ付けにしてあるのでアーム（も）使える。と言う感じなっていますけどね。

最近あんまり鳴らない USA ストラトばかり意識して弾いているので、あんまりテレキャスターは弾かないのですが。気持としてのメインギターはやっぱりテレキャスターなのですね。