Pleiades 1.2.2 がリリースされてます

Eclipse_1

先日「Jythonプログラミング」と言う本を購入しまして、開発環境として Eclipse を使っているのですが、最新版 Eclipse にはオフィシャルな日本語パッケージがまだありません。それで Pleiades と言うプラグインを使って日本語化しているのですが、新しいリリースバージョン 1.2.2 がリリースされました。
じつは MacOSX に Eclipse を導入するに当たって日本語化では試行錯誤した物ですからいい機会なので作業手順など書いて見たいと思います。

Eclipseダウンロードページより Eclipse 本体をダウンロードしてきます。safari にてアクセスするとすでに MacOSX 用のファイルが表示されています、今回「Eclipse IDE for Java Developers」をダウンロードします。「eclipse-java-europa-winter-macosx-carbon.tar.gz」と言うファイル名になります。「Eclipse IDE for Java EE Developers」と言うのもありますが、私自身は現在 web 開発をするつもりは無いので上記バージョンで充分ですが、日本語化する手順は同じです。

「eclipse-java-europa-winter-macosx-carbon.tar.gz」を展開すると「eclipse」と言うフォルダーが出来るので、これを「アプリケーション」フォルダの中にコピーします。「eclipse」フォルダの中に「eclipse.app」があるので起動して見ましょう。

Version

英語版の Eclipse が起動してくると思います、バージョンを確認して見ましょう。3.3.2 が現行バージョンです。このまま使える人には日本語化の作業は必要ないのでしょうが、へなちょこな私は日本語化してあると大変助かります。3.3.x 用のオフィシャルな日本語パッケージはまだリリースされていないのですが「Pleiades」と言うプラグインを使う事によって日本語化する事が出来ます。

MergeDoc Project (Eclipse プラグイン日本語化プラグイン)のページから「pleiades_1.2.2.zip」をダウンロードします。2008/05/10 現在トップページよりダウンロード出来ますが、トップページに無い場合でも、ダウンロードのリンクからダウンロード出来ます。

「pleiades_1.2.2.zip」を解凍すると、「pleiades_1.2.2」と言うフォルダが出来ます。中を見ると「features」、「plugins」、「readme」と3つのフォルダと「eclipse.ini」のサンプルファイル等が入っています。まずは「readme」フォルダの中の「readme_pleiades.txt」を開いて良く読みましょう。

次にインストール作業に入ります。「pleiades/features」フォルダの中に「jp.sourceforge.mergedoc.pleiades」と言う名前のフォルダがありますが、これを「/Applications/eclipse/features/」の中にコピーします。次に「pleiades/plugins」フォルダの中の同じく 「jp.sourceforge.mergedoc.pleiades」と言うフォルダを「/Applications/eclipse/plugins/」の中にコピーします。

次に「eclipse.ini」ファイルの編集です。「/Applications/eclipse/eclipse.app」を右クリック、もしくは ctrl + クリックでコンテキストメニューを出して「パッケージの内容を表示」を選びます。するとファインダーの別ウィンドゥが開いて「eclipse.app」の中が表示されますので「Contents」の中の「MacOS」フォルダを開くと 「eclipse.ini」があります。これをテキストエディターで開きます。

設定項目が並んでいますが、いちばん後ろに pleiades の本体ファイルをフルパスで指定してやります。
Eclipse 起動時に Pleiades のスプラッシュイメージを表示させるために、先頭の2行を削除しています。全体の設定ファイルの内容はこうなっています。

Ini

(設定ファイルが上手く表示されないために画像を貼り付けました。クリックすると拡大します)
設定ファイルの改行コードは LF になっています、注意しましょう。「eclipse.ini」を書き換えたら起動します。念のためにターミナルより

[Macintosh.local:~] yuji% /Applications/eclipse/eclipse -clean

として -clean 付きで起動すると、Pleiades が初期化されます。この次バージョンアップする時も -clean 付きで起動するようにしましょう。

一番上の画像のように英語版の時とは違うスプラッシュイメージで起動しましたでしょうか?。

開発者の cypher256 さん、MacOSX で Pleiades が使えない問題を解決するに当たってテストバージョンを作ってくださるなど、お手数をおかけしました。なにぶんデバッグなどした事が無い物でお手をわずらわせました。日本語化 Eclipse が使えるので本当に助かっています。ありがとうございます。

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

コメント

コメント一覧 (2件)

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    こちらこそ、色々確認していただき、ありがとうございました。MacBook 買おうかなーとか思ってたりします。

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    cypher256 さんこんばんは、コメントありがとうございます。

    お世話になりました、わたしも MacBook なんですよー、前のタイプですけれど結構良いですよ。Xcode とか gcc とか他にもいろんな開発環境ついてますしね(私はあんまり活用出来てないですけどね)。使い心地は結構良いですよ。Ecripse とか Pleiades とか今は Windows とあまり変らずに使えるのが嬉しいですね、良い時代になった物です。

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