ミスタービッグの2番目の「Raw Like Sushi」、始めのやつはアメリカ各地で開催されたライブの DAT 1発録り。と言う事らしいのですが、2 の方はと言うと日本の NHK ホールでのライブを収録したもの、と言う事みたいです。
基本的にはセカンドアルバムの「Lean Into It」からの選曲で、ファンの投票によって選曲がされたとライナーノートに描いてあります。結果としてマニアックな選曲になっている、との事です。
曲順は
1,Daddy, Brother, Lover, Little BOY
2,Voodoo Kiss
3,A Little Too Loose
4,Road To Ruin
5,Cdff-Lucky This Time
6,Shyboy
7,Woman From Tokyo – Baba O’ Riley
となっています。4曲目の「Road To Ruin」ではギターのポール・ギルバートの、5曲目の「Cdff-Lucky This Time」ではベースのビリー・シーンのソロがこれでもかと言うくらいに聴かせてくれます。
Raw Like Sushi は日本だけのライブアルバムと言う事らしいですが、彼らが日本で特に人気を博したと言う事で、いわば日本へのボーナスとして企画されたものであるのでしょう。
どちらかというとタメを効かせた「聴かせる」感じに仕上がっているように感じました。もちろん彼らの事、特にソロの部分ではスピード感たっぷりと満喫する事が出来ます。
特にビリー・シーンのソロでは、これがベースか!?と思わせるほどのすごいプレイが聴けるのですが。普段は曲を生かす方向であまり目立たない存在に徹しているので、なおさらにソロで聴くとすごさが分かりますね。
というか、普段の曲を生かす方向性がいかにバンドとしての完成度を高めているか、と言う事の方がすごいのでしょうね、きっと。
ロウ・ライク・スシII 価格:¥ 2,243(税込) 発売日:1992-04-25 |
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