シートの座る位置

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883R で走ってると、妙にハンドルが切れ込んできたり。そうかと思うとバンクしてる割には曲がらなかったりする事があります。けっこうシートのどこに座るかによってガラッと性格が変ったりしますよね。
いつも家を出てすぐの左折の時ってハンドルが切れ込んできてぐらっとしちゃうんですけれど、ある時いつもよりもシートの前の方に座ったら、案外切れ込む事も無くスムーズに曲がれちゃったりして、あれって思ったりしたんですが。

883R ってシートが独特な形をしてるんで、ついシートストッパーの位置までお尻を下げて走りたくなっちゃうんですが、こうするとてきめんに「曲がらなく」なっちゃいますね。そこよりももう少し前に座った方が「曲がり」は全然良いみたいです。

ハンドルも自然に切れてきますしね、車体の動き自体もクイックに感じられますね。

逆にクルージングペースで走りたい時は、シートストッパーにお尻が当たるまで下げて座るとハンドリングがゆったりとした感じになって、別なバイクみたいです。R の場合はハンドルバーも違うので余計にそう感じるのかも知れませんが。後ろに座るとハンドルが遠くなるので切るのが大変、と言うか切りにくいと言う事もありますね。

883R のリヤショックはけっこう路面のショックを拾うので、長距離の時には腰がつらくなってきます。そんな時はシートの前の方に座った位置からへその位置はそのままで、尾てい骨の部分だけを後ろのシートストッパーの位置まで下げて走ってます。

背筋が伸びた感じになりますが、路面ショックをいなすには私的にはこの方が楽に走れる感じです。全体的には前傾姿勢が強くなるので、風圧的にも少し楽ですしね。

883 って、何にもしないとべたっとした印象のバイクですけど、なんかするとしただけの反応が帰ってくるので、その辺が面白いとこですよね。

積極的に走ると思った以上に速いですしね、速いのをキープするのは大変ですが…。