機動戦士ガンダム THE ORIGIN ～8巻

まで揃えました。これまで実は８巻は持ってたんですが、あちこち抜けてて揃って無かったんです。この前から１冊、２冊と買い足しましてようやく８巻まで揃いました。
基本的にはオリジナルテレビアニメ版に忠実に描かれていて、それでいて細かいディティールの部分が書き込まれていて好感が持てます。微妙な違いなどもあって、テレビアニメ版で感じられた矛盾などが解決されている、相当考え抜かれた上で描かれた作品と感じられます。

現在進行形でオリジナルアニメを見ていたものとしては、今となって見ればあちこちに存在している矛盾の存在を容認できはするのですが、やっぱり気になる人は間違いなくいるのだなあとそんな印象を受けました。

もっとも監督であった富野由悠季さん自身の小説においてさえ違った解釈をされている部分もありますから当然と言えば当然なのでしょう。

この漫画の作成に至る過程がどんなだったか最近の情報には触れていないので分かりませんが、作者である安彦良和さんによる、あるひとつの解であってかなり納得できる組立では無いか、とそういうふうに感じています。

今のこの時代に再び物語全体を組み立て直す機会を与えられたガンダムと言う作品は間違いなく名作であって幸せな作品でもあるのでしょう。

今はただ単行本のみを読みながら楽しんでいる状態ですので、周辺情報などは敢えて収集していないのですが、かなり楽しみながら読んでいます。