機動戦士ガンダム THE ORIGIN 10巻

やっと 10巻まで来ました。ガンダム THE ORIGIN、前巻の後半からノーマルなストーリーから外れて、シャアとセイラのストーリーが始まっています。独自の展開になってきてますね。
確かオリジナル版では地球のアズナブル家の家名を買って、アズナブルを名乗る事になったような事を匂わせていたかと思うのですが、ちょっと違うような展開を見せていますね。

地球にいた二人はザビ家から狙われて、テキサスコロニーへ移ってきた事になっています。そこでシャア・アズナブルと言う別人と入れ替わった事になっていますね、話のつじつまとしてはこちらの方が納得しやすいような感じがしますが、意外性があって面白いと感じました。

それにランバ・ラルがからんでモビルスーツ開発前夜の事などか書かれていて興味深いです。

安彦良和さんの筆も冴えて、彼の作品が楽しめると言う点だけでも「買い」かな、と言う気がするほどです、作品少ないですからね。

本編の方ではなかなか面白い部分まで踏み込んで展開しているようなので、早く追いつきたいとそわそわしております。

そういえば前巻でキシリアが幼いシャアに手錠をかけていじめる場面が出てきますが、はまり過ぎてて怖い。