納車、初乗り！

今日は持ってこれないとは言え、XL883R の大事な納車の日。わくわくしながらショップへと出かけて行きました。当初の想像以上の好感触でこれからが楽しみです。
朝一番でショップへ行き納車してもらう事にしました。契約時にもらった DVD の様にご丁寧な納車セレモニーだったら恥ずかしくてやだなー、とか思っていたら丁寧ではありますがそれ程恥ずかし思いはしなくて済みました、よかった。

新しい愛車はなんとオプションで頼んでいたサンダウナーシートとバックレスト付きのデタッチャブルシーシーバーがすでに着いておりました。ノーマルが着いているのかと思ったので少し意外でしたが、出かける前にハンドルとかレバーとかの位置が大丈夫かどうかひと回りして見ては？、と言われ。それもそうだと2～3キロほど走ってきました。

特に異常は無いようなので出かけようとした所、シートはどうしますか？、と聞かれたので、出来ればノーマルで走りたい旨を告げた所、さっさと交換してくれました。ノーマルシートで出かける事にします。

今日は完熟走行が主目的なために、のんびり走れるコースをあらかじめ考えておきました。福島市ー国見ー小坂峠ー七ケ宿ー長老湖ー遠刈田温泉と言うコースをたどる事にします。

特に長老湖周辺はゆったりとしたワインディングロードが続き、バイクと体を慣らすためにはよいのではと思ったからです。結構元気が良く「慣らし」なのだからと何度も言い聞かせて出来るだけゆっくりと走ってきました。

XL883R 初回インプレッション
エンジンをかけると、以前に試乗した XL883L よりも元気に感じます。やっぱり個体差ってあるのでしょうか？、エンジンの振動も強く感じます。加速感も良い感じです、こんな感じならば長く乗っても飽きそうではありません。大事に慣らしをしようかと言う気になります。

前回乗った時に驚いた幅のやけに広いステップも少し慣れてきたようです。違和感は前の時ほどではありませんが（今回はブーツを履いているせいかな？）今度はどこに足を乗っけたら良いのか少し戸惑ってしまいます。どこにでも乗っけられそうなんだもの。

ライディングポジションも今まで体験した事の無いような物で、そのせいか時々内股が攣りそうになります(^_^;)。

シフトは少し重く感じるものの結構カチッと決まります。時々入りにくい時がありますが、クラッチレバーの感じがまだ良く慣れてなくて、クラッチがちゃんと切れてないのかも知れません。

今まではずっとブレーキレバーもクラッチレバーも中指と薬指で握ってきたのですが、ブレーキの方はともかくクラッチレバーはこれではちゃんと切れない感じがします。人差し指も一緒に握る事にします。時には4本指で握った方がいいのでは？、と思うほどです。段々と慣れるしかないでしょう。

車体の走った感じは意外にもガチッとした剛性感が感じられる、好印象でした。当初の勝手な予想ではもう少しよれるのでは？と思っていましたがなかなか高剛性な車体です。

コーナリングも思った以上に良く走りますが、まだ勘所がわかってません。驚くほどの旋回性を見せたかと思うと、曲がれなくてはらんで行ったりします。前後のサスペンションも驚くほど硬いですね、まあこれならタンデムしても不安は無いでしょうが、少し驚きました。

ヘアピンコーナーの様な所ではエンジンも低速から驚くほどのツキを見せてくれます。ギクッとするほどです、アクセルワークは丁寧にしないといけませんね。いくらそれ程のパワーは出ていないとは言っても 883cc もあるツインエンジンですからね。

調子に乗ってコーナリングしてたら左側のステップを擦ってしまいました、小坂峠で。あー始めてのライディングだと言うのに…。バンク角は少ないとは聞いていましたが、ほんとにそうでした。不安感は無いのですけどね、曲がりかたで工夫しましょう。

スタイル
一番上の写真もこの写真もそうなのですが、不思議な魅力を持ったスタイルです。とってもスリムな車体にエンジン、プライマリーケース（って言うのかな？）の所が出っ張ってなかったら、とても深いバンク角でも大丈夫でしょうに、しかもとても幅の広いステップバー、これだけでもびっくりです。

しかもこれが全体としてはまとまって、オリジナルなデザインになっているのですからなんとも不思議な魅力のあるバイクです。

ハンドル回りはと言うと、この通りとてもシンプルな感じになっています。これまた最近の国産バイクでは考えられないデザインですよね、全体にクラシックな感じと最新の装備とが一緒になっていて、微妙にバランスしています。

全体に取っつきやすいんですけど、でも本気で掛かると少し手強そう。そんな感じです、これは長く乗りたいと思っているので申し分なしですね。これから乗りこなす楽しみがあります。

来週には持ってこれるでしょう。