MRX-8000

Mrx

純正の iTunes とは違う、スタンドアローンのネットラジオレシーバーです。スタンドアローンで作動と言うのがまず始めに気に入って、それにこの外観です。あえてアナログな感じ満杯のデザインが気に入ってます。もしかしたら今の人たちは昔の「ラジオ」と言う物を知らないので、このデザインをどのように感じているのか?とふと思って見たりしてしまいます。
昔の高性能ラジオと言うのはこんな感じの物が多かったように記憶しています。学生の頃この手のマルチバンドレシーバが欲しくて、でも高価なのでとても手が届かなかった思い出が有ります。たしか当時「トリオ」とか言うメーカーの物が欲しかったように記憶しているのですが、もう忘れてしまいました。

そのすぐ後辺りに SONY が PLL デジタルシンセサイザー方式のレシーバを出して、間もなくラジオもデジタルタイプが全盛になってしまったと思います。そんな記憶があるので余計にこの「MRX-8000」が気になるのかもしれません。いま v0.78 β の様ですので、これからも進化して行くのだろうとは思うのですが、今のままでも特に不具合を感じる事も無く使用する事が出来ます。ただドキュメントにもあるように推奨環境が G4 1Ghz 以上となっているので、私の初代 iBook G4 800Mhz には少し荷が重いようで、動作は少し緩慢とした物になります。作者の方によれば、

「GUI のルック&フィールのや音の演出のためにちょっと多めに CPU リソースを費やしてしまっています」

と言う事ですので、これは仕方がない事とあきらめています。確かにあえてチューニングノブをドラッグし回転させて、選局したり、チューニング中にノイズ音が出たりとかなりの演出が心憎いです。昔高価な物では無いですが短波が入るラジオを持っていて、海外のラジオなどを聴いていた事が思い出されて懐かしいです。

ネットラジオと言うと海外の物には充実した所が多いようですが、なぜ国内ではそれほどないのかと言うと音楽を流したりする事に関して、著作権法が問題になるからのようですね、少々残念です。実際私は所有していませんが「iPod」辺りでも、著作権の問題を云々する話を良く聞くのですけども、完全な PCM 音源ならともかく、MP3 辺りの音質で著作権云々と言うのはどうなのかなあと、個人的には思っています。

今は私もファイル容量等を考えて、MP3 音源を聴く事はありますが、やはり聞き比べて見れば普通の CD の方が音質は良いと感じます。MP3 音源の事を問題視するよりも、現在はデジタルデバイスも進化している事ですし、もっと音質の良い、新しい規格の音源が欲しい所です。昔と違い今ならそれも可能なのですから、MP3 くらいで騒がないでもっと音質の良い音楽ソースを開発して欲しい物です。最も次世代 DVD の様に互換性の問題でもめるとこれもまた嫌ですね。

SINPO55555.com

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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