DR 125

スズキのオフロードバイク「DR 125」です、私にとって始めて自分で購入したオフロードバイクです。作りはたいした事ないし、エンジンも非力で下手すると上り坂で止まってしまうほどなのですが、このバイク私にオフロードの楽しさを教えてくれた貴重なバイクなのです。
このバイク4サイクルの 125cc のエンジンが載っていて、扱いやすく、小さくて軽いので、案外走破性が高いのです。ただ一つの欠点は、上にも書きましたが、エンジンが圧倒的に非力なので、きつい上り坂だと（45度位の本当にきついとこですが）エンジンが止まってしまうことです(T_T)。さらには、やっぱりエンジンがパワーが無いために、平らな舗装路でも 60km/h 位しか出なかったのです、最もこれはエンジンが慣れていなかったためか一日中エンジン全開にして走っていたらもう少し出るようになりましたが、それにしても微々たる物でした。

でもエンジンが非力なのは良い事もあるのです、ダートでもエンジンを気軽に全開にできるので、走りは良くなる事が多いのです、後年 KDX250SR を乗った時にあまりにもパワーがあり過ぎるために、ダートではエンジンを中々全開にできずに持て余した事があります。このバイクはそんなことが無いので気楽に乗れるのです。さらには車体が軽いので、その貧弱なサスペンションからは想像もできないほど山道での走破性が高いのです。これには驚かされました。当時初心者の人を連れて山に行った事があるのですが、その人は KLX250 に乗っていたにもかかわらず、引けを取らずに走る事ができました。ダートでは軽いのは武器になります。

KDX250SR はオフロードバイクの中でも重い部類に入ってしまうと思いますが、実際これは慣れるまでは結構時間がかかりました。いくらパワーがあっても、使いこなせないのではもったいない物です。

このバイク、一気に 300km 程も走った事もあるのですが、さすがに非力な 125cc 遅いのはともかく、時間がかかるのには閉口しました。私にオフロードのいろはを教えてくれた大事なバイクです。