ジェイムスン教授シリーズが読みたい

Niju

ニール・R・ジョーンズと言う人の書いた SF で「ジェイムスン教授」シリーズと言うのがあって、ハヤカワから全部で四冊出ていて、廃版になって久しいのですが、なぜか最近これが読みたくてたまらないのです。
老齢のジェイムスン教授は、不治の病に倒れるのですが、将来科学が発達して病気が治るかも知れないと言う未来に命を託して冷凍睡眠に入り、自分の体を地球をめぐる軌道へと打ち上げます。

ところが静かに冷凍睡眠に入って地球をめぐるあいだに何万年もたってしまい人類は滅亡してしまいます…。

そこへたまたま通りがかった異星人が、ジェイムスン教授の収められたカプセルを見つけて、自分たちと同じ機械の体に脳だけ取り出して生き返らすのです。

人類の中で自分一人だけ、しかも変わり果てた姿で生き返ったジェイムスン教授は絶望のあまり自殺しかけるのですが、せっかく生き返った命。機械の体は寿命も長く、自分たちと一緒に宇宙を冒険して楽しもう!。と説得されて表紙のような姿で異星人と暮らすようになるのでした。

とまあ、こんな内容では無かったかと記憶しているのですが、何しろ読んだのは何十年も前…。記憶は定かでは無いのですが、非常に珍しいと思われる事に、表紙、挿絵は藤子不二雄氏が描いているのです。

とてもユーモラスで小説の内容にあっていて驚いた記憶があります。

この本、なぜか最近とても読みたいのですが、何しろ廃版になって久しく、しかもけっこう人気があるらしく Yahoo オークションなどでも高価にて取引されているようです(T_T)。

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そういえば攻殻機動隊でもジェイムスン型のサイボーグとしてちょこっと出てきたりしますね。

うーん、もう一度読みたい。どうして今ごろ思い出すかなあ。

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