飛ばねえ豚はただの豚だ

Img267

「紅の豚」好きなんですよねえ、テレビではもう何度も観てるし、レンタルで借りて DVD もみてるんですけれど、どうしても見たくなって、買っちゃいました。
だって、Yahoo オークションなんかで出物を探してたんですけどね、新品買った方が安いんだもの。不思議ですよねえ。

まあ、いまごろこういうの見たくなるってのも不思議ですけどね。もう17年前の映画ですよ。映画館で見たかったなあ。前にもどこかで書いたと思うんですが、私って基本的に飛ぶ乗物が好きなんですよ。でも見るだけね、高い所は苦手だから(T_T)。

だから前にパラグライダーにチャレンジしようとした時も、高所恐怖症なんだなあって実感しちゃいましてね。それで諦めたんですけれど。だってパラグライダーっていちばん手軽に飛べる乗物じゃないですか。手が届く範囲の金額だし。

でもダメ、怖いから。飛行機も旅客機なんか我慢して乗るけど、窓から下を見たらもうダメ。この高さから落ちたら死ぬよなあとか思っちゃって(^^ゞ。

でもだから憧れるのかも知れないですけれどね、でもこの「紅の豚」に出てくる飛行機って、とっても自由な感じがするんですよ。でも時代はファシズムに流れていて、ポルコ・ロッソもそれに巻き込まれて行きそうになるのですが、孤高を貫いて自由に飛ぶ事を選ぶのですね。

そんな自由な時代に終わりを告げそうな、そんな端境期におきる空賊連合との確執、あくまでも自分を貫くポルコ。かっこいいですよね。はは、今になって言うことじゃないような気もするけれど、いまでも人気があるってことは、みんなけっこう好きなんじゃないかな、こういう映画。

宮崎駿氏の「風の谷のナウシカ」と言うお話には「メーヴェ」という飛行機が出てくるんですけれど、あれも好きだったなあ。小っちゃくて機動性があって、作りがアナログでねえ。

この映画でも、空中戦のシーンなんかかっこいいんですけど、ただただ淡々と飛行艇が飛ぶだけ、って言うシーンがあって何となくジーンと来ちゃうんですよね。

とにかく今見ても面白い映画でした(^^)。

紅の豚 [DVD]
価格:¥ 4,935(税込)
発売日:2002-03-08

¥3,701 だったぞ。