近隣の自治体が避難を始めています

おはようございます、ゆうべ記事を書いていたのですが、あまり明るくかけなかったのでやめようかと思ったのですが、状況はひどくなるばかりですので、加筆してポストすることにします。

私が住んでいるのは福島県北部の海沿い相馬市と新地町の間のところです。隣の南相馬市は第一原子力発電所から30kmの屋内退避の範囲に入っておりましたが。本日より南相馬市は自治体として市民の避難を始めたようです。
私の両親も20km程南に離れた南相馬市に住んでいるのですが、今日連絡がありまして、一両日中に避難するように市の方から進められて避難することにしたということでした。バスが30台ほどきて群馬に避難するか新潟に行くかはバスに乗って見ないと手配の関係もあるのでわからないとのことでした。二人で相談して残っていても食料が入ってくる保証もないので行くことにするということでした。

私のところは直接の被害はあまりないのですが、とにかく何もないので動きようがないのです。ガソリンがありませんし、食料も当初こそありましたが底を尽きかけています。何より情報がありません。

原発の方の推移も注目して見守ってはいるのですが、確実なところの見通しが立たないので行動の見込みが立てられません。現在のこちらの放射線量の推移を見ている限りでは大丈夫ではないかというのが私の個人的な意見ですが、家族とか親戚等もおりますので万が一のことがあるのでは無いかと心配です。

もうじき地震から1週間が経とうとしていますが、燃料や食料などが全然入ってこないので、そういったプレッシャーがあるのですね。私の住んでいるこのあたりでも自主的に避難している方は相当な数に上るように感じます。

南相馬市の一部は、屋内退避の指示が出ています。ここの区域は救援物資を運ぶドライバーが怖がって来てくれないというのです。はじめは嘘かと思いましたが、どうも本当のような気がします。燃料にしても福島県中通の郡山までは来ているらしいのですがここには届きません。

南相馬市全域が避難しているので、隣接する地区の方も極端に不安になっています。すでに隣接する地域の相当の方が自主避難しています。心配なのは全員が避難したことになっている地区でも相当数の方が残っていて、その中の多くの方は病気で動けない方、老人で寝たきりの方などが多く残っていることもあります。

みんなが避難して人が少なくなっている地区では、行政のサービスを受けられる可能性が少なくなっていくことです。人のいなくなった地区ではさらに救援物資が届きにくくなっていくことでしょう。

南相馬市内にはすでにスタッフがいなくなって機能しなくなった病院。職員だけが逃げてしまって老人が取り残されている老人ホームなどが出始めています。

我々の住んでいる地区は、隣町とは言え相当な距離があり、避難所間も徒歩で移動できるような距離ではありません。燃料がなくては移動できない方がたくさんいるのです。

とても心配です。

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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