今日やっと旧宅からスペアの弦やレモンオイルなどメンテナンス用具を取ってきたのですが、なんともう一本ガットギターが出てきました。
中々メンテ出来なかったのですが、やっと旧宅へメンテナンス用具を取りに行ったら、思わぬ所にガットギターがもう一本投げてあるのを発見。合わせて持ってきました。
上の写真は今日出てきた物では無く以前に知人の女性に譲ってもらった物、素性はよく分からないですが、YAMAHA 製でサウンドホールを覗くと C-200 とラベルが張ってあります。聞く所によると友人に誘われて購入した物のほとんど弾かずになんと一度も弦の交換さえした事が無いという物。まああんまり高価な物では無いでしょうが、見た目は古ぼけている物のおそらくはほとんど弾いていない物と思われます。
ストックしてある弦を見て見たら、クラシック用の弦が1セットしか無く、2本あるうちの弦のコンディションの悪い方、つまり C-200 の方に張る事にしました。「AUGUSTINE」と言うブランドのブルーラベル、調べて見たらこれはテンションの強い方のセットらしいです。昔買った物なのでどんなシチュエーションで購入したかはもう忘れてしまったのですが、なるほど張って見ると思ったよりもテンションが強いです。スタンダードの方で良かったみたいですが、今のところこれしかないのでしょうがない。
C-200 の方は弦を外したついでに、全体をポリッシュで磨いてやりました。このポリッシュもどんな代物だったか憶えていないのですが、「ラッカーに最適」と書いてあるので多分どんな物でも OK でしょうきっと。そう思う事にしましょう(^^ゞ、何となくくすんでいたのが少しはきれいになりました(写真はよく分からないですね)指板はレモンオイルで磨いてやり、やっとすっきりしました。
弾いて見ると先に書いたように思ったよりも強いテンションで、なまった指には結構大変です。これで少し鍛練する事にしましょう。
もう一本の今日出てきた方ですが、サウンドホールを覗くと、YAMAHA C-180 とラベルが張ってあります、良ーく思い出して見ると多分これは私が中学生の頃、姉が買った物のようです、記憶によると当時15,000円くらいだったんじゃないかと思います。
こうして見ると正体不明だった C-200 の素性も何となく見えてくるという物です、ナンバーからしておそらく当時のエントリーモデルで定価2万円くらいの物だったのでは無いでしょうか?、スペシャルな物を期待していたわけでは無いのでいっこうに構わないのですが、不思議なことに20年以上前のガットギターが C-180 と C-200 2本揃った事になります、不思議ですね。
しかもこの C-180 ボディーバックを見るとブックマッチでうっすらとトラ目が出ています、ちょっと驚きです、材質などは分かりませんが、練習用には不足は無いので、こちらも早めに弦を交換してやりましょう。
こちらも磨いてはやりましたが、交換用の弦が無いので外すわけにも行かず、弦を外さなくとも出来る範囲で磨いてやりました。
久しぶりでガットギターの弦交換をしたのですが、ナイロン弦のチューニングが落ち着くまで結構かかるのをすっかり忘れていました。何度かチューニングし直し弾いて見ています。実際テンションはかなり強そうな感じなので、指はともかくこの古いギターが心配です。今度はそれほどテンションの強くない物を張る事にしようと思います。外観のコンディションもまだいまいちな感じなのですが、弾きながら少しずつ磨いてやればそれなりに見栄えも良くなるでしょう。
ギターのメンテ用具も出てきた事だし、今度はやっと Fender USA のストラトキャスターを磨いてやる事にしようと思ってます。
追記:弦を交換してひとしきり弾いて見た所、思ったよりも良い音がします。当たり前ですが弦は新しい方が良いですね。
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