これ初めて買った CD なんです、BOOWY が好きでねえ。アルバム単体で見ると BEAT EMOTION の方が好きなんですけどね、買ったのはこっちが始め。完成度高いですよね、解散すると聞いた時にはがっかりしたっけなあ。
これは当時買ったリアルタイム物です。自分で新品購入したものと言えば、これがいちばん古い CD だと言う事になってしまいます。中古購入したのは別だけどね。
初めてロックギターがかっこいいと思ったのは BOOWY が初めてだったんですね、もっと前に聴いてたのや、フォークなんかはまた別なんですけどね。
初めてエレクトリックギターの音がかっこいいと思ったんです。それが直接のきっかけになってギター買ったんですね。バンドやろうって言って、友達と。
このアルバムって BOOWY の最後のアルバムで、解散直前あたりは、バンドメンバー間の確執が取りざたされてたらしいですけど、バンドとしての完成度は非常に高いと思います。
なんて言うか、ビートルズの Let It Be… みたいな、そんな感じがするんですね、何となく漂う物悲しさが似てるって言うか。ビートルズの解散前もけっこう緊張感あったって言うから、そういう事から似てくるのでしょうか?。
まあ、どんなバンドでも解散直前あたりは、完成度高いしメンバー間の緊張なんかはあるんでしょうけどね。
でもこのアルバム以前の、ひたすらに突っ走ってる感は、この PSYCHOPATH には無くって、PLASTIC BOMB が唯一ストレートなノリのロックンロールを聴かせてくれるくらいで、どの曲もコードの展開が少し寂しそうな感じや、歌詞がひねってある感じ、際どさがあって。今聴いて見ると、ああやっぱり最後のアルバムなんだなあって。
そんな感じがしてしまいます。
布袋さんのギターももっと後期の GUITARHYTHM や COMPLEX の頃のプレイがいちばん好きなんですけど、このアルバムのギターも冴えてます。ディストーションギターとクリーントーンのコントラストが良い感じです。腕は後の方が良いんでしょうけど、このアルバムはこれで良い、当時のバンドとしての良いところが全て詰まっている、そんな感じがします。
当時、初めて CD プレイヤーを買ったんじゃなかったかな?、当時はそんなに CD もバンバン買えるような状況じゃなかったんで、こればっかり聴いていた記憶があります。
とっても大事にしていたんで、今見ても盤の状態は非常に良いですね、なんかおかしいですね。
PSYCHOPATH(紙ジャケット仕様) 価格:¥ 2,600(税込) 発売日:2007-12-24 |
PSYCHOPATH 価格:¥ 2,600(税込) 発売日:2005-02-16 |