テーマ
テーマとは、WordPress に被せる皮、「SKIN」のようなものです、テンプレート、と言われることもあります。ですが昨今ではテンプレートの域を超えてワードプレスの使いやすさを左右するような存在です。
WordPress はテーマによって、使いやすくも、使いにくくもなる重要な存在です。僕たちが web サイトを作るのはお仕事のためです。そのため、全体像が掴みやすく、日常の更新作業がしやすくなるテーマは大事な存在です。僕は自分の理解が及ぶ範囲で web サイトを作るために、便利な自動処理はあまり得意としていませんが、それでも使いやすいテーマは必須の存在です。
ブロックエディター
これから、WordPress のメインのエディターになると WordPress からアナウンスされている、新型エディター。旧来のものをクラシックエディターと言い。思想、操作方法が全然違う。クラシックエディターはワープロのような画面の中で編集を行なっていくけれど、ブロックエディターは、仮想の画面上の中にさまざまな要素をブロック状に組み合わせて、ページを作っていく。
文章でさえも、「段落ブロック」ということになる。画像ブロッック、カードリンクブロック、色々あるし。各テーマ、プラグインによって実現されているものはさまざまである。将来互換性が心配。ということもあるけれど、それはこれまでも一緒だったからしょうがないのかも。
GPLライセンス
コンピュータの世界では有名な「リチャード・ストールマン」が提唱した。ソフトウェアライセンス、です。
- 第一の自由、どんな目的に対しても、プログラムを実行すること。
- 第二の自由、プログラムの動作を研究し、好みの仕様に変更すること。
- 第3の自由、再配布すること。
- 第4の自由、改変版の複製を他の人に頒布すること。
これがどのような事態を引き起こすのか、コンピュータに慣れていない方にはよくわからない方も多くいると思います。
結局のところ、自分のところで独占してお金儲けに走るよりも、すべからく公開して世の中のみんなの幸福を願う方がいいのではないか?。という思想だと僕は理解しています。
GPL ソフトウェアを信奉しながら、コピーして使うべきではない。というような、矛盾したことを主張する方がたくさんいますが、コピーの自由を掲げたソフトウェアを絶賛しながら、コピーするなとは摩訶不思議。ロジックの世界に生きているソフトウェア業界とは摩訶不思議なものです。
ストールマンの描いた、幸せな世界の実現はまだまだ遠そうです。