SWING GIRLS ORIGINAL SOUNDTRACK

映画「スイングガールズ」、楽しい映画でした。この映画のサウンドトラック CD です。映画のメンバー自身が演奏した曲が収録されています（それだけじゃないですが）。
この映画「ジャズ」をひょんな事から落ちこぼれた高校生が演奏する事になる、そういうストーリーなのですが。私がこの映画を観て一番感じた事は、「みんなで音楽をする事の楽しさ」でした。

私は長期間にわたってバンドをやっていた、と言う事は無いのですが、何回か友人たちと組んでロックバンドをやった事があるのです、バーンとギターを弾いてバンドアンサンブルがバチッと決まった時の「楽しさ」と言うのは格別なのですよね。

そりゃーもう快感なのですよ。今でもギターを弾いているのは多分その時の快感が忘れられないからじゃないかと思っているんです。

ギターってのはいろんな事の出来る楽器でして、一人で弾きながら歌う事も出来るし、パーカッシブな弾き方をしてリズムを刻む事も出来る。便利に使う事が出来るのですね、ただ便利であるために一人きりで弾く事が多くなり、少し寂しい思いをする事も多いのですね。

ドラムが来てベースが入り、そこにギターを弾いてボーカルが入り、ハモったりした時の楽しさって言うのは、楽しいだけじゃなくて「寂しさ」って言うある種ネガティブな感情がすっかり消えてなくなる瞬間なのですね。

もちろん一人で弾く楽しさは否定しませんが（それはそれでとても楽しい物ですが）、この CD を聴いていると（微妙に下手なのですが）みんなで音楽をする時の楽しさって言うのがひしひしと感じられてそれが不思議な魅力になっていると感じるのです。

もちろん映画を観た上でないとわからない部分もあるので、ぜひ映画「スイングガールズ」もご覧になってください。

実は、昨日「SWING GIRLS　FIRST＆LAST CONCERT」DVD を入手したので、思い出して書いて見ました。案外とこの CD を聴きたくなる事が多いのです、DVD の方はまだちゃんと見ていないのでちゃんと見たら、また書いて見たいと思います。