実は今日は始めからこのアルバムの事を書こうと思っていたのです、私がバービーボーイズを聴き始めたのは実はこのファーストアルバムでは無くて「BLACK LIST」の頃なので1988年以降だと思われます。うーん80年代って思い出深いなあ。
始めはイマサのギターのカッティングが素晴らしい事とか、これだけロックギターでクリーントーンを前面に押し出してる事はとても珍しくて、なおかつかっこいい!。ってな事を書こうと思っていたのですが、記事を書くのに聴き直していると、そういう事よりもあの独特の歌詞、世界観の方がもっともっと感じられる事に気付きました。
なんて言うかノスタルジックなんですよね、たぶん私にとって。と言う事だと思うのですけれどね。バービー独特の癖のある男と女の微妙な関係、一歩間違えると生臭くなってしまうような危うい世界ですが、KONTAと杏子のツインボーカルによるハーモニー、リズミカルなバンドアンサンブル、などが絡み合って透明感のある音の世界で包み込んでいるように感じられます。
当時はまだ若く、正直言ってエッチな歌詞にはちょっとドキドキした物ですが、今となってはそういう初々しい気持ってのは無くなって、当時感じた気持を思い出す事がノスタルジックな感じに繋がっているのだと思うのですね。
思えば80年代と言うのは私が意識して音楽を聴き始めた年代なのですけれどね、当時は正直言ってバービーボーイズの音的な部分はあんまり意識には無くて、もっとロックっぽい BOOWY とかの方が好きだったかな?(音的には)。
じゃあなんでバービーボーイズを聴いてたのかと言うと、歌詞の世界の衝撃感があったと思うのですね。今聴き直して見ると衝撃と言うよりは「不思議」な感じの方が強いのですけれど(^^)、こういう際どい歌詞をこういうさわやかなメロディーに乗っけて出すか?。みたいな。
1. 帰さない
2. ふしだら vs よこしま
3. Shit! Shit! 嫉妬
4. プリティドール
5. a nine days wonder
6. もォやだ!(Original Mix)
7. Blue Blue Rose
8. 小僧-cryin’ on the beach
9. 暗闇でDANCE
10. 冗談じゃない
なんて感じの曲構成になってるのですけれど、曲名だけ見ててもなんか際どい感じが…。
「プリティドール」って言うと「COMPLEX」を思い出してしまうのですけど、次は「COMPLEX」の事でも書いて見るかなあ。
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私が持ってるのは通常版ですが、いくら廃盤紙ジャケとは言えとんでもない値付になってますねえ。
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