私はギターも好きなのですが、このギターが私のメインギター、フェンダージャパンのテレキャスターです(TL52-80TX)。テレキャスターは、おそらくはエレクトリックギターの中で一番始めに製品化され、一番シンプルなギターだと思います(一般製品の中で)。ただこれが私には一番しっくりくるのです。
このギターはある日わけもわからず突然欲しくなり、行きつけの楽器店に行ったら、ちょうど新製品で良いのがあるといわれ、実物も見ずにオーダーを入れ購入したものです。手元に届いた時にはとても嬉しくその晩は抱いて寝ました(^^ゞ。こんな事をしたのは後にも先にもこの時だけです。メイプルネック、アッシュボディーです。これは今でも売っているみたいですね。
しかし、一番始めに音を出した時は「あちゃー!!」と言った感じでとてもすごい(ひどい)音がしたのです。これは失敗だったかなーとは思いましたが、なけなしのお金をはたいて買った大事なギター、これを弾くしかありません。ところが毎日弾き込んで行くうちにがらりと音が変わったのです。不思議です、いまではとても良い音になり、今でも私のメインギターです。
次のギターは、少しお金に余裕があった時に、ジャパンの奴であんなに音が良いのだからフェンダー USA の物ならもっと良いはずだと思い気合いを入れ、購入したものです(ヴィンテージシリーズの ’57 ストラトキャスターです)。メイプルネック、アルダーボディーです。
今日気付いたのですが、今はヴィンテージシリーズと言うのは無いのでしょうかね?、私が今購入するならアメリカンスタンダードシリーズでしょう(^^ゞ。
実は以前はサンバーストと言う色があんまり好きではなかったのですがこのツートーンサンバーストは結構好きです(歳のせいかもしれません)。
ただこれは音までヴィンテージを意識しているのか相当気合いを入れて弾かないとギターから文句を言われているような気になるほど、鳴りません、もったいないのであんまり弾き込んでいないので余計にそう感じるのかもしれません(高いギターの意味なし)。
テレキャスの方は、テキサススペシャルピックアップと言うのが付いていて、元気な音です。そしてそれだけではなく、バンドアンサンブルの中でも音が埋もれずに出てくる感じです。それに比べるとこちらは、何と言ったらいいのかでしゃばる音ではない感じ、弦のゲージも太く、右手も左手もかなり気合いが要ります。強いて言えば「char」さんが「鳴り過ぎるギターは好きじゃない、鳴らないギターを無理やり鳴らせるのが良し」と言った感じに似ていますが、彼が「鳴り過ぎてつまらない」と言ったギターはストラトなんですけどね(T_T)。
見た目だけは気合いが入っているように見えますが、単に磨いていないだけです。近々徹底的に磨いてやる予定です。
次ですが、アーミングを使うような時やバラエティーに富んだ音を出したい時に。と思い、購入した YAMAHA の Pasifica です、今までのはシングルコイルピックアップでしたが、これはリヤとフロントにハムバッキングピックアップが付いていてパワーがあります、しかもフロント+センター、センター+リヤの組み合わせの時にはハムバッキングピックアップがタップされシングルコイルになるので、ハーフトーンでカッティングするよな時にもシャープな音が出るようになっています。要するにオールマイティーなギターです。メイプルネックにローズ指板、アルダーボディー(だったと思う)。
ネックジョイントが変わっていますね。
ただこのギターはロック式トレモロがついていて、フローティングセッティングになっているので、チョーキング(ベンディング)した時には他の弦がフラット気味になってしまう、と言う特性があります。私は音感が悪いのでそういう事の気にならないような曲の時に使うようにしています。ストラトはトレモロユニットが付いていますが、アームダウンの時にしか使えないように、ボディーベタづけになっています。
実はこの3本のギターにはひとつの共通した特徴があるのですが、それはメイプルのワンピースネックだと言う点です、なぜかと言うと以前ヘッド付近でジョイントしたギターで、そこからネックが曲がってしまった。と言う経験があるからです、それも YAMAHA のギターだったのですが、Pasifica はワンピースネックなので大丈夫でしょう、とにかく当時は大事にしていたギターだったのでとてもショックだったのです。後はレスポールタイプのギターも欲しい気がするのですが、やはりヘッドストックの所から折れてしまった事がある、と言う話を聞いた事があるので躊躇してしまいます。
それに比べるとフェンダー系のギターは丈夫そうです、特にテレキャスターなどは、ネックも太めでしかも指板までワンピースなのでなおさら頑丈そうです。
後はエレクトリックギターの相棒たるギターアンプですが、私はピーヴィーが好きなので、2台ともピーヴィーです。ただ性格は違いますが。
これは始めに購入した BANDIT 112 と言うアンプで、トランジスタアンプです。「これはスピーカーが良い」と楽器店の人に言われ購入したのですが確かに使いやすい良いアンプです。ただクリーンチャンネルはひたすらクリーンに、リードチャンネルは歪みまくり、と言う実に性格がはっきりしたアンプです(^^ゞ。
これはどちらかと言うとクリーンチャンネルで、歪みはエフェクターで作り Pacifica 等で弾くか、やはりクリーンチャンネルでエレアコを軽くリバーブを掛けて弾く、と言うシチュエーションがあうようです。
がんがんに始めから最後まで歪ませて、と言うのも結構良い音がするのですが、あんまりそんな曲はありませんな。
もう一台はやはりピーヴィーの Classic 30 ですが。これはチュ-ブ(真空管)アンプなのです。これはクリーンチャンネルでもボリュームを上げれば歪み出すので、これにテレキャスターを直結で弾いたり、リードチャンネルで軽く歪ませ、歪みが足りない時はオーバードライブで歪みを足してやったりするといい感じです。
ただこれはツウィードっぽい感じにだまされますが、リードチャンネルでギンギンに歪ませた音もなかなかです。欠点はと言うと、どちらも自宅でフルボリュームで弾くには音が大き過ぎる、と言う事でしょうか、特に Classic 30 は 30W だからたいした音量ではないだろう、と思い購入したのですが、どうしてどうして爆音です。
いずれも今回の引っ越しでお蔵入りしていた機材なので一度きれいにしてやらないとかわいそうですね、早く有るべき所に納めてやりたいと思っています。
エレアコ等トップコートが変色していました(;_;)、磨いて落ちれば良いのですが。
コメント