井上陽水さんの初期のライブアルバム「もどり道」です、私が始めて音楽と言う物に興味を持ったのは、井上陽水さんの、「氷の世界」だったように思います。いわゆるフォークソングと言うのは、その気になればへたくそなギターでもじゃかじゃか弾きながら歌える結構良いジャンルなんだと思います。
私がアコースティックギターを弾くようになったのは井上陽水さんのレコードのおかげだと言っても良いかと思います。始めて聞いたのは小学生くらいだったでしょうか?、それでも当時すでに井上陽水さんは現役では歌ってなくて、確か麻薬問題かなんかで、表には出てこなかったんだと思うんです。
家には親父が好きだったのか、井上陽水のレコードが結構ありまして、始めから、5枚目までがとても好きなんです、とても繊細で、エキセントリックな所があり、心を揺さぶる独特のパワーもあり、今のロックにも通じる何かがあるように思います。流石はプロですから、ギターの音も素晴らしいし、弾き方も好きなのですが、自分ではもちろんそんなふうには弾けなく、コードストロークでもってじゃかじゃか弾くか、アルペジオ、良くてスリーフィンガー位なのですが、弾きながら歌うと、結構気持ちいい曲が多い気がします。
一番衝撃的だったのは、「氷の世界」なのですが、シュールな歌詞を圧倒的なパワーで歌う井上陽水さんは、子供の自分にとっても、とても影響を与えてくれたと思っています。いまリリースしても十分以上に売れるのではないかと思ってしまうほどです。
今ではミリオンセラーも珍しくない世の中ですが、アルバム「氷の世界」は当時としては、凄いヒットになったアルバムと聞いて、結構驚きました。今でも斬新と思える音楽を当時の人たちはどういうふうに聞いたのでしょうか?。
写真のアルバムは、当時のライブの雰囲気を伝える貴重なアルバムだと思います、ほほ笑ましい所等があり、今でも「良いな」と思えるアルバムだと思います、今でも入手できるのがまた良いと思います。聞いた事のない方には一聴の価値ありだと思います、iTunes Store でも試聴できるのでいかがでしょうか?
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