昨日書いたエントリーで YAMAHA の APX-6 の修理の件を書きましたが、どうも私はギターに感情移入してしまう傾向があって、APX の様に不具合があったりすると、ギターがかわいそうとか思っちゃうんですよね。
APX-6 と言うギター、もう値段は忘れてしまったんですけど、ハードケース込で8万円位じゃなかったかと思うんです、実はトップコートの塗装し直しと言う事で YAMAHA から提示された金額は4~5万円、ペグの部品代が5000円、と言う事だったんです。それにプリアンプも壊れているから普通に考えたら新しいのを買った方が全然いいのは分かってるんですけどね。昔お金のない頃に無理やり買ったギターな物ですから、このまま捨てるのには忍びなく、ギターにもかわいそうと思ってしまうんです。
実は今までに故障で直さなかったギターは2本あって。一番始めに買ったギターと2番目に買ったギターがそうなのですが。一番始めに買ったギター、何にも分かんないもんだからアンプからシールドまでセットで購入したんです。とても安かったし、でも始めはすごいって嬉しくて訳も分からず弾いていたんですが、そのうちにネックが歪み出しましてね、順反りとか逆反りとかなら分かりますが、文字通り歪んでるんです(T_T)、6弦5フレット当たりが低いって思ったら1弦3フレット当たりは出っ張ってたりもうめちゃめちゃ。知らないもんだから、ネックは調整出来るらしいと聞いてトラスロッドを見ようとピックガードを外したらなんとボディーがベニヤを張り合わせたので出来てんの!。そりゃもうショックですよ。これはもうあんまりひどいんで弾く気まで無くなっちゃって。それからもう放置状態でしたね。
やっぱり安いギターはダメだと思って、それで買ったのが YAMAHA の RGX-612JS これが始めのうちはとても良くって、やっぱり安いギターとは違うなあって喜んでたら、やっぱりネックがおかしいの。買った所へ持って行ったらトラスロッドで調整しましょうと言う話になって、トラスロッドを回そうとしたら回らないんですよ(T_T)、その時は気がつかなかったんです。フレットをすり合わせて見ます、とか言われてそのまま使ってたらどんどんおかしくなってきて、よく見たらネックが3フレット当たりから曲がってるんですよ(;_;)。これもネック交換したら本体が買えるほど掛かるからやめた方が良いって言われて。
まだ若かったんですね、今だったらクレーム付けて交換させちゃうんだけど、それでもそのギターに愛着もあったから、それもかわいそうな気もしますね。実はこのギターまだ取ってあって、いつか適当なのがあったらネック付け替えちゃって、復活させようと思ってるんですけど。直さないまま放置状態なもんで、なんかかわいそうなんですよね。ギターに恨まれてるような気がして。
そういう体験があるもんで、ワンピースネックのやつを選んでしまうようになってしまったんですよね。
そんなもんだから、今度の APX はちょっと無理があっても直してずっと使おうと思ってるんです。払えるくらいの金額なら良いんですが。
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