FG-420A に張っていたダダリオのブロンズ弦 EJ10 がそろそろくたびれてきたので、弦を交換しました。今度はおんなじダダリオのフォスファーブロンズ弦 EJ15 、ゲージはおんなじスーパーライトです。
今まで少し勘違いをいていたのですが、フォスファー弦は高音域がきれい、と思っていたのです。少し勘違いをしていたような気がします。おんなじダダリオの弦同士なので良くわかるのかも知れませんが、高音弦(プレーン弦)はフォスファーでは無いので音質自体はほとんど同じと思われます。
ただ巻き弦がフォスファーブロンズであるために低音弦の倍音成分の出方が特徴的なのだと思います。それが高音弦とハーモニーして独特の音色になるような気がします。
今回弦交換して始めに思ったのは、繊細な音、と言う事でした。音自体のピークは高音域では無く中音域にあるような気がします。ただそれがでしゃばっていないために繊細と感じ、また歌いやすいような気がします。これは歌う人の声の質にもよるでしょうが。
音のパンチ自体はブロンズ弦の方があるような気がして、これは以外でした。実際弾いて見てもブロンズ弦の EJ10 よりもテンション自体も少し柔らかいようです。これが弾きやすさにも繋がっているような気がします。
これとおんなじ感じのアーニーボール弦が欲しい所ですが、おんなじゲージの弦と言うのは無い、と言うか手に入らないのですね。EJ15 は 010~047 と言うゲージで、アーニーボールでこれに近いフォスファー弦と言うとSLINKY ACOUSTUC SUPER になるのですが SLINKY ACOUSTUC は 010~052 と言うゲージで、6弦がかなり太く感じます。
その分締まった感じがすれば良いのですが、この弦が終わったら次に交換して見ようと思います。
今回の EJ15 は思った以上に好印象でした。普通に弾いて歌うならこれが良いかも知れません。APX にもこれを張ってやったら良い感じそうです。
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