実はエレクトリックギターだけではなく、アコースティックギター（アコギ）も好きなんですよ。でも、今あるのはセミアコと、もらい物のガットギター（クラシックギター）だけなんで少し寂しいんです。以前は普通のアコギもあったのですが（いわゆるフォークギター）これもまた、もらい物で、音は良かったのですが、トップが剥がれてしまって、それ以来ほんとのフォークギターは持っていないのです。
上の写真は、YAMAHA の APX-6 と言う奴だったと思うんですが、おそらくステージで使う事を前提にしていると思われ、わざとあんまり鳴らないように作ってあるようなんです。確かにこれでもアンプを通してボリュームを上げればハウリングを起こしてしまう事もありますんで、エレアコとしてはしょうがないのでしょう、これでもマイクと内蔵のピエゾピックアップを MIX して録音すればそれなりには聞こえるんですよ。
何しろボディーバックは木で作った後からプラスティックでコーティングしてありますから、ボディーを固めて振動しにくく作ってあるのでしょう。
ただ自分でこれを弾きながら歌ったりなんかすると、物足りないんです。もっと鳴ってくれたほうが弾いている人間としては気持ちいいんですよね、だから機会があれば、本当のアコースティックギターが欲しいとずっと思っているのですが、なかなか思い切れません。
だいたい、どんな音のギターを買えばいいのか、そんな基本的な所で迷ってしまうのです。コードカッティングしながら歌うのなら、それなりに鳴るボディーに、低音が出る奴がいいような気がしますし、でも単音弾きでアルペジオやスリーフィンガー等で弾くのなら、高音域の伸びやかな繊細な音のが欲しいような気もするんです。
それにエレクトリックギターでも経験していますが、楽器屋で試奏してもそれがそのままの音ではなく、弾き込んで行くにつれ音は変化して行きますからね、それにそもそも試奏と言う奴が苦手なのですよ、店頭でへた丸出しで引くと言うのもなかなか勇気がいりますから、そんなこと言っても、そんなの聴いている人はほとんどいないんですけど、すごくうまいのなら人も聴くかもしれませんけどね。
こんなことを考えていると、また何本も買う羽目になってしまいそうでそれがまた怖いです。大体エレクトリックギターだけでも、妻に「何でそんなに要るのか？一本あれば良いではないか」等と言われてしまいますしね、「いやこれとこれは全然音が違うし」と言い訳して見ても苦しい所です(^^ゞ。
もう一本はもらい物のクラシックギターです、どんな物かよくわかりませんが、ボディーの中に YAMAHA C-200 とラベルが貼ってありました。知人の女性が「若い時に買った」と言う事ですので、そう高価なものではないでしょう。ただほとんど弾いていないようで、弦すら一回も交換した事がない、と言ってましたからあるいはこれから弾き込むと少しは鳴るようになるでしょうかね。
弦を張り直して、弾いた所それほど鳴らないが素直な音、と言った感じでしたね。
ところでエレアコの方なのですが、ずっとお蔵入りにしていたら、ボディートップの塗装が少し曇ってしまっていました(T_T)。ハードケースに入れていたのに…。これから少し乾燥した所へおいて、磨いて見るつもりです。
きれいになるといいなあ。
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