FG の弦が切れちゃった

Dscn3349

先日張って音色の検証中だったアーニーボールのアースウッド アコースティック、ブロンズワウンドライトゲージ。音色的には結構気に入っていてこれからもう少し弾き込もうと思ったのですが、あっさり切れてしまいました。
切れたのは3弦なのですけどね、低過ぎたブリッジを交換しようと相変わらず弦をヘッド側に残したままで、ブリッジ側から取り外して交換し、サドルをタスク製のやつ(実は長さが 2mm 程足りなかった)を装着し、チューニングし直す所でいきなりバチッと切れました。

しばらくぶりです切ったのは、しかもチューニング中のミスです。少々へこみましたが、良く原因を考えて見ました。

1,チューニングペグが摩耗しテンションがかかると途端に重くなりどの位張っているか感覚的に分かりにくい。

2,切れた場所を見ると最近変えたポストの巻き方、弦をロックする部分で切れている、弦のテンションでもってロックする事を意識したあまり巻き付け回数が少なかったか、ロック部分に過大な負荷がかかったか?。

3,音感が悪いので、チューニングの時に引っ張り過ぎ。

1,に関しては、じつは部品を注文済で届いたとの連絡をもらっているのです。さっそく交換して見ましょう。2,に関してはやはり少し疑問です。先日 YAMAHA から戻ってきた APX を見るとごく平均的な巻き方をしています。ちょっと元に戻してチューニング安定度を試して見たいと思います。3,に関してはへたっぴなのでしょうがないのですが、最近音感が付いてきたと思った矢先の事なので少々がっかりしました。精進あるのみですね。

Dscn3351

これが純正と、TUSQ 製のサドルです。マイクロメータで計測して見ましたが、純正は実測値で 3.40mm 厚、TUSQ 製のは実測値 3.45mm 厚で大体良いようですね、この TUSQ 製のサドル、諸元では厚さ 3.1mm となっていますが、これでもバリを削り落として表面をさらっと研磨してからの寸法なんですがね、まあ取りあえずこの寸法の物で良いと分かっただけでも良かったです。

前回はノギスで測って純正サドルが 2.7mm 位だと思ってましたから、計り方が悪かったのでしょう。2.71mm の物を購入したのですが、斜めになるはずです、テンションが落ちたのもおそらくはそのせいでしょう。

実はこれで TUSQ 製の方が、まだ長さが足りないのですが(良く計ってから買え!)取りあえずこれで弦交換をしようと思います。厳密に言えばサドルの重量が違うので、ぴったりの寸法の物とは音が違うかも知れませんね、でも YAMAHA 用と言うか FG-420A に合う物と言うと、中々無いようですのでブランクサドルから削り出すしかないかも知れません、でも何とかなるでしょう、この写真の TUSQ サドルもバリをとったり、弦長補正の所がぎざぎざになっているのが気に入らないのでずいぶん削りました。

そんなわけでもう少し弾き込むはずだったアーニーボールのアースウッド アコースティック、残念ながら終わって終いました。今度はやっとダダリオの番です。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

コメント

コメントする

目次