これが出た時には「これだ!」と思ったんですよね。初代機動戦士ガンダムのストーリーに安彦良和の画、これ以上の組み合わせはあるのでしょうか?ただただ一つ言いたい事は、なんで今ごろ出るのでしょうか?今さらとか思いつつ、それでも買ってしまう自分が悲しい今日この頃。
もっと早い頃に出ても良かったと思うんですよ。同時は無理としても、ほぼ同時くらいに書き進めてアニメーションを補完するような立場で持って出版されていたら、一も二もなく飛びついて涙した事でしょう。
それとも「今」だからこそ良いのですかね?。実は私も完コレを目指してはいるのですが、気がつくとあちこち抜けてるんですよねえ。やはり昔を懐かしむ、そういうスタンスになってしまっているのかも知れません。無理も無いですが。
なんてったって一番始めに放送されてから一体どれくらい経ったと言うのでしょう。いつものようにひねくれ者の私はその続編は全然見ていないのです。そんな訳で、いつまでも終わらないガンダムフィーバーのおかげで今こうして安彦良和氏の「新作としての」初代ガンダムが楽しめると言う物です。
コミック版と言うだけあってアニメバージョンとは違い、安彦氏の、一種独特の透明感あふれる画質は、悪く言えばきれい過ぎるかも知れません。アニメバージョンは画質の荒い事もありましたが。それさえも「味」として言い意味で記憶してしまっているのかも知れません。
内容的にもまだ全部読んだ訳では無いので、なんなんですが、オリジナルには無かったエピソードが挿入されたりしているらしいですね。
これはこれで安彦バージョンと言う事で良い事なんでしょうね。
1,最近安彦良和の漫画に飢えていた。
2,今さらだがガンダムはやっぱり面白い。
3,なんで今ごろガンダムなんだろう?。
といろんな思いを読む人に投げ掛けてくるような気がします。もちろんその人によって受け止め方も色々なのでしょうね。
残念ながら、今の私にとって、第一位の「何をおいても買う」と言う条件からは少し外れている物ですから、コンプリートするのはもう少し先になりそうですが。何これだけの人気だったら、そうあせる事も無いでしょう。
いずれは、全巻制覇する予定です。
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