ディビッド・ブリン の「ガイア」 -母なる地球- です。実は今、ジョン バーンズの「大暴風」を読んでいましてね、「大暴風」を紹介するなら「ガイア」を先に紹介しないとダメだろうと思いまして。
「大暴風」も表紙カバーが擦れて切れてしまうほど何回も読んだのですが、次はこの「ガイア」だろうと思われるくらいに気に入って何回も読みました。
間違って地球の中にマイクロブラックホールを落としてしまうショッキングな冒頭、地球の中にはもっと昔から地球を壊滅させる目的でもう一つのマイクロブラックホールの存在を発見してしまう主人公「アレックス」。
地球をくまなく覆う膨大な情報を流している「ネット」の存在。
地球のマントルの中の高温高圧下に存在している超電導領域、重力波を通してその超電導領域とネットが融合しオーバーマインドの存在が発現して行く。
始めて読んだ時にはそのちりばめられたガジェットと圧倒的なスケールにくらくらしたものです。
ディビッド・ブリン と言えば「知性化シリーズ」でも有名で、特に始めの「スタータイドライジング」は素晴らしく、とても好きなのですが、この「ガイア」も単独のストーリーとしては素晴らしい出来になっていると思います。
面白いです、お勧め!。
ガイア―母なる地球〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) 価格:¥ 966(税込) 発売日:1996-02 |
ガイア―母なる地球〈下〉 (ハヤカワ文庫SF) 価格:¥ 816(税込) 発売日:1996-02 |
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