2台目のバイク

スズキの GS400 の次に乗ったバイク。カワサキの GPX250R です、これは R-1 Type ですね、初期型です。最初で最後の新車で購入したバイクです。しかし悲しい事に、この頃は若かったので、良く事故をし、最後にはフレームまでいってしまって、手放してしまう事になりました。

何しろ初めて買った新車ですから、とても嬉しかったのを憶えています。どうしてこれを買ったのかはなぜか憶えていないのですが、始めの GS400 が2気筒エンジンで結構気に入っていたので、おんなじ2気筒エンジンの物を選んだのかもしれません、2気筒エンジンはこれで独特のビート感があり、シングルエンジンよりはパワーも出しやすく結構好きなんです。
実際 GPX は当時としては、自主規制値制限いっぱいの 45ps をマークしていたような気がします。でも実際走れば、2st エンジンの物には到底かなわなかったんですけど。

それでもそれまで乗っていた GS400 よりは、はるかに速く、とっても感動した物でした。ただ、GS400 はパワーが無いだけに、考えて走らないとうまく走れないんです。普通の乗用車を追い越すのにも、ラインからコーナーの取り方まで考えてやらないと追い越しできないほど遅かったんです。そのせいか GS400 の時にはそう大きな事故は起こした事も無かったんですが、GPX に換えてから結構速いのであんまり考えて走らなくなった。ので、事故を起こしてしまう事になったんだと思います。

まだ若かった、と言うのもあったとは思うのですが、大きな事故を2回してフレームまで痛めてしまい、結局は手放してしまいました。でもこの頃に事故を起こしていたからこそ、それ以来怖さがわかってきて、今では15年以上無事故で走っています。

当時はと言うと、それでも懲りずに、もっと速く走りたいと TZR250R を中古購入し、サーキットを走りにいったりしていました。

この写真がそうですね、「サーキットでツーリングしている図」と言った所でしょうか、結局は「速さ」にはのめり込めずに、中途半端になってしまいました。この頃の革つなぎは実は今でもきれいなまま取ってあります。今では着る事もないですし、大体体型的にもう着れないでしょう(;_;)。

この頃はほんとに走る事しか考えてなくて、普段は起きれないくせに、日曜日になると朝の3時頃になると自然に目が覚めて、走りに行った物でした。近くにちょうどいい峠道があり、3時から5時頃まではほとんど車もこないので、良く走りに行っていた物でした。行くと5～6人誰かがいて一緒に走り回っていました。雨の日でも行くと誰かいるので、雨の中でも良く走りに行きましたね。

でもそのうち何でかはわからないのですが、異様に人が増え始めピーク時には50人くらい集まるようになってしまい、一般車にも迷惑をかけるようになってきたのに嫌気が差して、行かなくなってしまいました。