ここ最近なぜか朝早く目覚める

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事が多い、それも4時半とかにである。普段は6時半に目覚めれば十分会社には着くのに、なぜこんな時間に目覚めるのか、暇だから何か書いて見る。
ひとつには XL883R の事があろう。先日初乗りした XL883R は結構衝撃であった。今の歳になって100万からの借金をしてバイクを買おうとは思っても見なかったし。単純にバイクを買って喜んでいる自分自身にも驚かされる。喜びの余韻がまだ残っていて眠れないのだろうか?。

まだ一度しか XL883R には乗っていないのだがそれでもその印象は強烈だった。良いとか悪いとかでは無く、それは「個性」であろう。

昔を知る人にはそれでもずいぶん薄まった個性なのだがそうだが、国産車ばかりを乗り継いできた私には十分突出した個性として感じられた。

機械としての出来は国産車の方が遥かにいいと思う、実際購入を検討していた HONDA の CB750 に比べると優れていると言える所は遥かに少ない。CB750 の方がブレーキは効くし、エンジンはパワフルでスムーズ。リラックス出来るポジションに、ハードにもソフトにも乗れる車体の味付け…。

対して 883 はまず機能的には優れているとは言えないのでは無いだろうか?。まず驚いたのはそのブレーキ、効かない。特に最近の国産車の指一本でブレーキロックまでスムーズに持って行けるようなのとは明らかに違う(握ればそれなりに効く)、荒れた路面でぽんぽんはねるような硬いサスペンション(別に困らないが)もそうだ。

それでも違うからこそ興奮もするし、面白くもある。出来が悪いのでは無く、それらはそもそも違うものなのだ。違う大地の中で、全く違う文化の中で生まれて育ってきた。いくら環境問題があろうと、乗り手に媚びようとも日本車との違いは簡単には埋まるまい。

それどころかますます違いを広げるだけなのかも知れない。

国産車はどこかで掛け金を外し違えてしまったのであろうか?、昔私が若かりし頃 CB750F や KATANA はあこがれの的であった。方やその頃のハーレーとは自分には縁のないもので、一部のお金持ちや物好きが買うもの。と思っていた。うるさいだけで走らないバイクがバイクであろうかと…。

それから約20年の時が過ぎた今、あの頃きらきら輝いていた国産バイクはほとんど皆無になってしまった。確かに乗りやすくて早いんだろうが、昔のようには光ってくれない。

そうかと思うと XL883R の様なバイクが国産車とおんなじ土俵に上がってきて魅力的に光るようになろうとは想像もしていなかった。

ある意味 XL883R は昔乗っていた GS400 をパワフルにしたようなバイクである。じゃじゃ馬ではあるが人に乗りこなせないような代物では無い。それがいまはとても面白いと感じている。

乗りたくて乗りたくてうずうずしている。

日本国内から国内バイク事情を見るよりもアメリカからの方がある意味よく見えるのであろうか?。国内メーカーは森の中にいて木が見えない木を見て森が見えないのでは無いだろうか?。

国内メーカーにも良いバイクでは無く、面白いバイクを作ってくれるよう、バイクで楽しめるような雰囲気作りをしてくれるように願いたい、そんな気分である。

ハーレーはハーレーで方向性を間違わず、相変わらず魅力的なモデルを作ってくれれば幸いである。

2007/10/12 18:19 訂正。

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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