実はこれ「ハーレーダビッドソンニュース」で見かけて、気になり購入したものです。HDJ の奥井俊史社長が書かれたマーケティングの本と言う事でちょっと気になったんですよね。
事実冒頭では4輪車を含めた輸入車の中でアメリカ車としては「ハーレー」がトップになっていると言う少し衝撃的な事実と共に、日本の中で大型車部門で3台に一台は「ハーレー」であると言うびっくりするような事実を数字を元にして展開されており、今さらながらに「ハーレーって売れてるのね」と驚きを持って読み始めました。
「TEACH」型文化と「LEARN」型文化としてアメリカと日本の自動車文化の差を上げてアメリカ車がなぜ日本で売れないかをみっちりと解説しています。
結構な読みごたえです。
これを読んでいたので更新が遅れたと言う事も実はあるのですが、けっこう堅い(内容の)本で、ハーレーが好きなら読んで見なさい、と言うような本ではありません。まあ、HDJ のトップになるような人はけっこうすごい人なのね、と言う事が実感出来ると言うくらいでしょうかね。
奥井さんはどんなクルマに乗っているのか、少し気になりました。
ちなみに私は写真を見て勘違いをしたのですが、これ新書判より少し大きいくらいのペーパーバックなのですね。
アメリカ車はなぜ日本で売れないのか Why American Cars Don’t Sell Well in Japan? (光文社ペーパーバックス) 価格:¥ 1,000(税込) 発売日:2006-12-14 |
コメント
コメント一覧 (3件)
SECRET: 0
PASS:
面白そうな本ですね!
アメ車はなぜ売れないんでしょうか?
燃費が悪いとか、故障が多いからでしょうかねぇ?
凄く気になりました
SECRET: 0
PASS:
五十嵐さんこんばんは、
いや、マーケティング主体の分析で書かれておりまして、アメリカの自動車会社は自分たちが自動車文化を作り上げてきたのだと言う思いが強すぎて、日本に合わせたローカライズがうまく出来なかったのと、日本でのブランドイメージの作り方に失敗してしまった。と言う趣旨のようです。
コルベットやマスタングなどは結構好きなんですけどね個人的には、でもその他のモデルはと言うと、どこでどんなのが売っているのかもあんまり知らないので、そういう意味ではやっぱりマーケティングがうまくいっているとは言えないのは確かなような気がします。
ベンツやら VW やらは買おうと思えばだれでもそんなには困らないでしょうからね、アメリカ車は乗った時の楽しい感じが好き、と片岡義雄が書いていましたが、ちょっと乗ってみたい気はするんですけどね。
でもクルマはマツダが好き(^^ゞ。
SECRET: 0
PASS:
なるほど!ありがとうございました
何事も天狗になって努力しないでいると、努力している人に
負けてしまうんですね(私も気を付けねば!)
そういえば、HDJは努力や工夫してますよね
2輪界では国産メーカーより試乗会やら、イベントがありますし
顧客を大切にしている感じがします
国産メーカーにも見習って欲しいものですね