GPL テーマと、サポートコミュニティ

田村です。

表題の件は少し大袈裟ですね。でも先日その様なことを書いてしまったんで、これで行きましょう。ちなみに僕はプロというわけでもないので、ただの戯言ととっていただければ幸いです。

GPL がきちんと儲かるのか?、一般レベルで。と言うのは昔から長い間疑問だったんですよね。

GPL 「GNU Public License (GNU 一般公衆利用許諾書)」と言うのは、結構難解です。が、その言わんとすることはシンプルです。全てのワードプレスの管理画面から「WordPress について」>「自由について」と辿ってみることができます(これも僕は知りませんでした)」。ただ色々な現実的な場面でどうなるのか?。と言うことを考えていくと、だんだんわからなくなることがよくあります。

まあ、実際の場面で、再配布の自由、とか改変したものの再配布の自由。と言われると、普通の方は構えてしまうのではないでしょうか?。つまり、販売に影響するのではないか?と。

でも実際のところ、ライセンス上は例えば TCD 製で再配布がしてはいけないものだったとしても、する人はするんじゃないでしょうか?。罪になるならないは、あまり関係ないかもしれません。

これは、少し前に GPL に関して調べてたときに見た、リンク集(の様なもの)です。

目次

サポートについて

サポート

色々なソフトウェアパッケージについてはサポートが重要な役目を果たすと思うのですが、GPL テーマの場合、特に大事になる様な気がします。つまり、無料で手に入れた方はサポートを受けられなく、正規で購入した方だけ受けられたら。それも理由の一つになるかもしれない。

それでも、個人で作られてる作者の方がサポートばかりに手を取られていたら、本来の テーマを作ると言う大事な時間がなくなってしまうかもしれない。だからすでに話は出ているかと思いますが、サポートを有料化する。と言うのも良い案の様な気がします。

大体、全てのサポートは有料ですよね、どの様な会社、プロダクトにおいてもサポートはある程度のリソースを使うわけで、無料とは謳っていても、製品価格に上乗せされてるわけじゃないですか?。だから、有料化しても全然おかしくないと思います。

でもプロダクトの規模にもよりますが、作者の方はテーマ作成にある程度専念してもらったら、いいものができるかもしれませんよね。

サポートコミュニティ

だからってわけじゃないですが、コミュニティは大事じゃないかな?と思います。ユーザーにはいろんなレベルの方がいるわけじゃないですか?。PC も触ったこともない人もいれば、プロの人もいるわけで。それをうまく回すのは至難の業じゃないかと思います。

でも、僕は素人を怒るのは好きじゃないんですよ。僕自身素人で、大昔トラウマレベルで怒られたことが何度もありますからね。だって何も知らないわけじゃないですか?。自分で調べろよ。って言うのも一理ありますが、何を調べて良いのかわからないってことも結構ありますからね。

常識がないって怒るのもわかるけど、ところ構わず怒るあなたはどうなのか?。と思うこともしばしばです(昔の話ですよ)。

自然に啓蒙できる様な仕組みがあったらいいのですが。まあ、全て受け入れようって言うわけじゃなくて。そう言う方々からもお金をいただけるようなことをしたらどうだろうって言うことなんですが、解説を書いたり、設定が簡単になるプラグインを販売するとか。

アフィリエイトをしているテーマもあるわけですから、解説を書いて販売促進する。と言うのも良いかもしれません。

先の記事に。追記で書いたのですが、

ブロックエディター、が良いところはそのデザインの融通の高さだと思うのですが、TCD みたいなテンプレート的なテーマを喜ぶ人もいると思うんで、GPL テーマにもう一枚被せる。なんていうかデザインスキンみたいなのを作って販売するとかね。

カスタマイズに関してはしたい人も大勢いるでしょうが、カッコイイデザインは欲しいけど、自分ではできない。っていう方にカスタマイズ済みのものを、販売する様な感じで。

これから、どのくらい自分でサイトをつくろうって言う層があるのかよくわからないですが、昔から言っててまだまだ増えてるんだから、まだ増えるかもしれないじゃないですか?。

実際僕の周りでは、WordPress は難しいから Wix にした。とか言う方が結構いますからね(僕からしたら Wix の方が難しい様な気がするけど)。なんていうか、WordPress 周辺にはお仕事が色々出てくるんじゃないかと思うんですよね。

だから、各テーマの周辺で商売できる方々には、サポートを積極的にしていただく。というか結果的にサポートになる様な商売もできるんじゃないかと思ってます。

GPL のこと

僕が パソコンというものを使い始めた大昔、MS-DOS の時代から、GNU のプロダクトにはお世話になっていて、リチャード・ストールマン、という人のこともずいぶん調べたんですが、よく理解できたとは言い難いです。

でも GPL が目指すものは、意識の変革、なんじゃないかと思うんですよね。

それも180度変えろ、と言ってるわけでもなくて、「ちょっとだけ変えてみようよ」という様なことだと思ってるんです。GPL プロダクトが儲かるなら、つまりお金で世界がちょっとだけ良い方に移行できるんなら、頼りない良心に依存するんじゃなく、理屈で、仕組みでそうなれるんなら。素晴らしいことですよね。

だから、バンバン儲けて欲しいなって、そう思います。

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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