私は元々 Windows を使ってきてて、もっと前から言えば MS-DOS v3.3Dくらいから、v5.0A、MS-Windows v3.0、MS-Windows v3.1、MS-Windows95、MS-WindowsMEまで使ってきたのですが、初めて Mac を使った時って、何となくそっけなさみたいなものを感じたんです。
一番初めて使った Mac は中古購入した PowerMac 6300/120 でしたが、OS は漢字Talk 7.5.5 だったかと思うのですが、これはあんまり使わずに終わってしまいました。次に使ったのは 初代 iBook G4 12in 800MhzにMacOSX 10.3.x だったと思います。それでもなお、初めて使った漢字Talkとおんなじそっけなさを感じたのです。
それまで Windows を使ってきたのでそんなふうに感じたのでしょうか?、「きちんと使える環境は準備しましたから、後はどうぞご自由に」とでも言われたかのような感じでした。Windows の時には「これもありますよ、後はこんなのもありますよ、いっぱいありますからいっぱい使ってください」とでも言われたように感じたものでした。
実際国内メーカ大手の所の奴は付属のソフトがいっぱい付いていて、MS-DOS 時代に大枚を叩いてワープロソフトを購入したのがバカみたいになるほどでした。当時は単なるワープロソフトでも1本5~6万円もしたので、振り返ればとんでもない出費をしたものだと思います。まあ当時は独身でお給料も結構もらっていたからこそできたのでしょうが、それでもまだ Mac を買う、なんて言うのは夢のまた夢でしたからねえ。
PC/AT 互換機で Windows を使うようになってからは、古くなった PC にFreeBSD 等をインストールして遊んでいたのですが、やはりこれをデスクトップ環境として使う事は私には無理があったのでしょう。中々物になりませんでした。ただこの頃の試行錯誤は後年ネットワークの知識として活用する事ができたので、無駄にはなりませんでしたが。いわゆる UNIX として使いこなすと言う事までは行きませんでした。
今の MacOSX は今までの、と限定すれば、一番使いやすく、使い心地が良い、と言っていいかと思います。今の iBook G4 はもうすっかり生活になじんでいて、全然違和感がなく、これは実は凄い事だと思います。以前はもっと良い方法があるのでは無いか、とか、もっと良いソフトがあるのでは無いかとかいつも探していたように思います。
もちろん今でも FreeSoft を試したり、シェアウェアを購入して使ったりはしていますが、どれが一番自分になじむのか、と言う観点から選ぶようになってきたように変わってきたと思います。
今回アップルが社名変更したようですが、もっとより良い変化へと向かうためであってほしいと思います。思えば私は良い時に Mac ユーザになったのだと思います。これからのコンピュータ部門としてのアップルもより良い製品を、あっと驚くような事をして行ってほしい物だと思います。
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