MacOSX で UNIX 3 Vim 覚書

Vim_3

先日「Mac OSX で UNIX 2」でターミナル上の「Vim」で egbridge Universal で日本語入力出来ない問題の事を書きましたが、その後一応の解決をみたので、覚書として書いておこうと思います。最近設定ファイルの事などすっかり忘れてしまう事が多くなったので、ここに書いておこうと言うわけです。
まず私は Shell tcsh を使っているのですが、OSX は Tiger から標準の Shell をBash に変えてしまったのですが、私は tcsh を使っています。なぜかと言うと、以前 FreeBSD を使っていた時に csh が標準だった事、Bash と言うと「Linux」って感じがしてしまう、と言うのがその理由です。

最もログインシェルとして使っていると言う事で、スクリプトを書く時は Bash を使うでしょう、実際には sh でしょうけど、実体は Bash だと思います。

まず tcsh の設定ですが、csh と tcsh 共通の設定は .cshrc と言うファイルに記述します。tcsh だけの設定を書く時は .tcshrc と言うファイルに書く事になっています。

今の私の OSX での .cshrc ですが、

# System-wide .cshrc file for csh(1).

alias ll ls -al
alias la ls -a
alias jless /usr/local/bin/less
alias sc screen -U

set path=($path /usr/local/bin)
unset nokanji
setenv LANG ja_JP.UTF8
set dspmbyte = utf8
set LESSCHARSET = UTF8
set LANG = ja_JP.UTF8
set LC_ALL = ja_JP.UTF8

if ($?prompt) then
set promptchars = “%#”
if ($?tcsh) then
set prompt = “[%m:%c3] %n%# “
else
set prompt = “[%m:%c3] `id -nu`%# “
endif
endif

と、簡単な物になっています。以前 FreeBSD を使っていた頃はもっといろいろ書いていたと思うのですが、すっかり忘れてしまいました(^^ゞ。

# System-wide .cshrc file for csh(1).

と書いてある所を見ると、システム標準の設定ファイルをどっかから拾ってきて書き加えた物のようです。

次にターミナルの設定ですが。
「このコマンドを実行する」にチェックが入っていて、コマンドは「/bin/tcsh」となっています。これだけ。

次にターミナルインスペクタと言う部分の設定ですが。
ターミナルの「ウィンドウ設定…」と言う部分にあります。
始めは「シェル」の設定ですが
TTY: /dev/ttyp1
シェル : tcsh
て書いてあって、その下に。
シェルの終了時 :
ウィンドウを閉じる、にチェックしてあります。

次は、「プロセス」の項目で
現在実行中のプロセスが表示されていて、
rlogin
telnet
ssh
slogin
以外のプロセスが走っている時には終了時確認するにチェック。

次が問題の「エミュレーション」の項目でこれがおかしかったために
「Vim」で日本語入力できなかったようです。
問題は「非 ASCII 文字をエスケープする」にチェックが入っていた
ためでした。このチェックが入っていたために、入力出来なかった様です。
後は「改行を復帰としてペーストする」と
「オーディオベル」にチェックが入っているだけです。

次は「バッファ」の項目です。
ここでチェックが入っているのが、
「無制限のスクロールバッファ」と
「長過ぎる行を折り返す」、
「ウィンドウのサイズ変更時に行の折り返しを修正する」
「入力時に下端までスクロールする」です。

次は「ディスプレイ」の項目、
カーソルの形状はブロック、
テキスト設定は「Osaka-等幅 14.0 pt.」
「アンチエイリアス処理を行う」にチェック、
「日本語や中国語などにワイドグリフを使用する」
「ワイドグリフは2桁とカウントする」
「テキストの点滅を有効にする」
「テキストのドラッグコピー/ペーストを有効にする」
にチェックが入り、
文字セットエンコーディング : として
「Unicode (UTF-8)が設定されている。

次の項目「カラー設定」だが、私は特に色はつけてないので、特に設定している所は無い。

次は「ウィンドウ」項目だが、
大きさが「95桁×45行」となっている、広い画面が使えるのは良い物だ。
「タイトル」が「ターミナル」となっていて、
他に動作中のプロセス名、大きさをタイトルバーに表示するようになっている。

次は「キーボード」項目だが、
ここは面倒くさそうなのでいじっていない。

これで、ターミナル上で egbridge Universal を使って日本語入力出来るようになりました。この文章を「Vim」へ流し込んでっと。あれ改行コードがおかしいじゃないの、CR で無くて LF じゃないとダメなんでしょうきっと、また勉強しなくちゃ(T_T)。

以上ターミナルの日本語関係設定はこんな所だろうか。

2006/09/17 15:52 追記
Vim_2

改行コードがLFだと正常に表示される事を確認しました。またこのままでは、以前使用した事がある jvim-3 に比べるとモードの切り替えと、日本語入力の切り替えが自動では無いので、結構不便です。

シェルの設定ファイルの件ですが、MacOSX の場合、.cshrc に何も書かなくても有る程度の環境設定はなされています、どこで設定しているのかはまだ不明です。

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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