以前使っていた機器たち

Md4_1

今はもう処分してしまったのですが、以前使っていた機器についてまとめておこうと思います。これは Windows を IBM Aptiva Celeron 700Mhz で使っていた時の物で、今では Mac に乗り換えたせいもあるので、今あったとしてもそのままでは使えないでしょうけれど覚え書きとして書いておこうと思います。
上の写真が、当時のシステムの中核にしていた YAMAHA の MD4 と言うマルチトラックレコーダーです、DATA MD に記録するようになっていました。4in 4out になっていて(もちろんステレオアウトも出来ますが)、レコーディングしていない時にもミキサーとして大体電源を入れていました。これは初期型の MD4 なのですが、MD がリトラクタブルして挿入するようになっていて、一度ここが故障して MD が出てこなくなった事があります、その頃聞いた話だとそういうトラブルは結構あって、MD が挿入されているかどうか検知するセンサーの回路がトラブルを起こす事が多いそうで、電源を入れっぱなしだと故障しやすいと聞いた覚えがあります。それ以来使う時以外は極力電源を切るように気をつけていました。

MD に記録するのはデジタルですが、ミキサーはこのクラスでは当然ですがアナログです、MD 部も ATRAC にての記録ですので、リニア PCM とは行きません、カセットに比べれば全然いいですが。

Uw500

もう一つが PC と外部を接続するための USB オーディオ MIDI インターフェース、やはり YAMAHA の UW500 です。これ経由で MIDI 音源を鳴らして、リズムトラックを録音して、ギター、ボーカルをマイクを MD4 に接続してレコーディング、と言うのが一番多いパターンでしたね。

当時、友人がベースを弾いていて、ベースは録れたのですが、ドラムがいなかったので(結婚してやめてしまった)そういうやり方になってしまったのでした。それにドラムはギターやベース以上に音が大きいので、普通の場所で鳴らすのは難しかったですからね、あちこちで練習をしたのですが、ドラムが一番文句の出る楽器でした(T_T)。

Mu80_1

これが音源として使っていた YAMAHA の MU80 です、YAMAHA 独自の XG 規格の MIDI 音源です、当時は Roland の音源が標準とされていた時代だったので少しマイナーな存在ではありましたね、この後アナログモデリング音源が主流になって行き、少し影が薄くなってしまった感はありますが手ごろな感じの(当時は最高機種だった)音源でした。

ちょっと珍しいのがギターを直接インプットして、内部でミキシングしてエフェクトし出力出来るのでした。ちょっと音を聞きたい時など重宝したのですが、デジタルエフェクターだけでしたので、今どきのアンプシュミレータ等に比べればいまいちな音といえるでしょう。でもこれ一台と PC があれば、リズムトラックを鳴らしながら、ギターを MIX した状態でモニタ出来るので、それなりに便利でした。

ただこの頃の MIDI 機器のお約束で、エフェクトや MIX のパラメータをコントロール出来るのは良いのですが、MIDI 信号でもってコントロールする事になるので、MIDI 信号を送るのがそもそも面倒くさいという致命的な(^^ゞ欠点があります。今どきの MIDI 機器はどうなっているのでしょうね、もっと便利になっていると良いのですが、今のところ私は Mac を使っているので、今なら「GarageBand」かなんかでちゃちゃっと作っちゃった方が楽そう、と言う気がします。マシンパワーを要求されるという事はありますが。

Fx500_1Fx500_2

それでこれが、始めて買ったマルチエフェクター YAMAHA の FX500 です、どうもこの頃はデジタルエフェクター全盛の頃で、歪み物はいまいちでしたね。この頃は歪み系のエフェクターなら Roland の方が全然良かったですね。ただ空間系のエフェクター、リバーブやコーラスはそれなりでしたので、後に MTR 用のエフェクターとして復活させ、トータルリバーブやボーカルリバーブとして使用する事になりました。

元々はもちろんギター用として購入したのですが、正直いまいちでしたね、プレイ中にパッチチェンジしようとすると、音の途切れが目立ち、プレイの方でカバーしなくてはいけないような物でした。そんな事もあって MTR として使用する事にしたのでした。トータルリバーブとして使用するなら、一度パラメータをセットしてしまえば、MTR の方で MIX を調整するくらいで頻繁にパッチチェンジする必要も無いですし。

これらを見れば分かる通り当時は YAMAHA が好きだったのですが、案外ポリシーが無い販売をするので、今ではちょっと考えものかも知れませんね、ちなみに上の3点はハーフラックサイズになっていたので、収まりが良かったです。

Me8_1

次はギター用のメインのマルチエフェクターとして活躍してくれた、BOSS の ME-8 です、当時のレベルとしては申し分のない性能のエフェクターでこれで困った事はあんまりありませんでしたね。これは歪み系も充実していて、特にターボオーバードライブモードが好きでした。リバーブを深めに掛けてバッキングを弾くと気持ち良いんですよ。これに比べると今の CUBE-20X のオーバードライブモデリングはやはりブーミーな感じがして何となくしっくり来ません。

となりにあるのはボリュームペダルなのですが、ME-8 では各種パラメータをペダルにアサイン出来るので、ワウ等に使っていました。後はプレイ中にミューとする時なんかに使ってました。純正はケーブルが直接生えているのですが長すぎて使いづらいので、自分で改造しステレオジャックをつけて、ステレオケーブルも自作してちょうど良い長さにして使っていました。

1010

ちなみに、ME-8 の前に使っていた、マルチエフェクターはこれ、ZOOM の 1010 。これ結構好きで良く使っていたんです、安いし小っちゃいし、歪み系も良いし空間系も悪くない、でもこれなぜかギターアンプの Classic 30 と相性が悪かったんです。なんか鳴らないんですよね ME-8 だとちゃんと鳴るんで不思議なんですけど。あと BANDIT 112 だとこれもちゃんと鳴るんです。真空管アンプとの相性が悪いんでしょうか?いまだに謎です。

Bd2_1

コンパクトエフェクターはめったに買わない、というか一つしか買った事が無いんですけど、それがこれ BOSS のブルースドライバー、テレキャスターでこれだけ通して Classic 30 をクランチくらいにして弾くとなかなか良い感じです、ブースター的使い方が似合います。でもクリーンセッティングのアンプでブルースドライバーをゲインをがっちり上げて歪ませて弾くのもなかなか良い音がします。これは当たりでしたね。

肝心のギターは、エフェクターがんがん掛けて、ハードロックっぽいのをやる時は、Pasifica を使い、アンプは BANDIT。ナチュラルな感じで自然に歪ませたり、クランチで弾く時はテレキャスターを使いアンプは Classic 30 と言った感じでした。そういえばエレアコの時は、軽くコーラスなんか掛けて BANDIT のクリーンチャンネルで弾いていました。アンプを通した時はマイキングして、エレアコの時はマイクを2本立て、SM-57 をギター側に、SM-58 を反響音を狙って立て、ピエゾ PU の出力も MD4 へ MIX して録っていました。

これからは、エクイップメントも全然変わってきているのでおいおい考えて見ようと思います。その前に腕の方を磨いて前以上に弾けるようにしたいと思ってます。

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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