マルコ・ポーロの冒険 小椋佳

Img122

昔 NHK でアニメーション紀行として放送された「マルコ・ポーロの冒険」のサウンドトラックじゃなくて、主題歌や挿入歌が収録されています。CD 化されて現在も入手可能です。が、オリジナル LP 盤が発表されたのはもうなんと28年も昔の事なのです。
このアニメの挿入歌は小椋佳が担当しているのですが、いずれも素晴らしい出来なのです、何しろ小学生の頃の記憶がいまだに残っていて、CD を探して見ようと言う気になるほどのものですから、実際 CD 化されて残っている所を見ると、需要はある程度ある事を示していますね。

1曲目 大空から見れば
シンプルな感じのアコースティックギターのイントロに続く笛物、なんだろうフルートかな?、(こういう事には無知な私…)人間の追いかける夢の大きさ、素晴らしさをストレートに歌い上げた名作。

2曲目 蒼き狼
ジンギスカンを表わしていると思われるタイトル「蒼き狼」、ロック調の勢いのある展開になっている、大昔の記憶によるとどこかの誰かも歌っていたような気もするが、もう忘却の彼方へ。

3曲目 また旅支度
優しい感じの曲調だが、旅に生きる男の寂しさと、前に進もうと言う気持が感じられて、何とも言えない気持になってしまう曲。昔あちこち仕事で歩いていた頃、良く口ずさんでいた。

4曲目 誰でもいいから
素直に落ち込んだ時に誰かがそばにいて慰めてくれたら、それが君であったなら…。というストレートな、男の少しの弱気を詩にした曲。落ち込んでしまった時に口ずさんでいた曲(^^ゞ。慰めになる。

5曲目 望郷
やはり旅に生きる男のかなわぬ故郷への帰参と、心がある所が本当のふるさとになるんだと言う思い。しかしそれでもなお、子供の頃の自分に戻りたいと言う痛切な思いを歌い上げた曲。こんな気持は、誰でも持っているのでは無いでしょうか?。

6曲目 キシェラック ヤイラック
モンゴル辺りの神話を元にした詩だと聞いたことがあるような気がする、自然の厳しさ、神々しさ。まだ見た所を見て見たいと言う青年の思いを描いた名作。

7曲目 マティオ・ニコロそしてマルコ・ボーロ
マルコ・ポーロが道中いっしょに旅をする事になる仲間の事を歌にして見ました。と言うような曲、陽気な曲調。

8曲目 ひとすくいの水
水が貴重な地方での水争いの事を詩にした、少し悲しげな曲。水のために人が争う事に対しての、悲しい思いを描いている。

9曲目 大地は
エモーショナルなエレキギターで始まるこの曲、旅の途中で感じる巨大な大地に対する敬けんな気持を詩にしたのでは無いだろうか?。

10曲目 黄金のパイザ
当時身分証明として、流通していた「パイザ」の事を書いた詩。パイザがもたらす、王の力の大きさを描いた曲。

11曲目 いつの日か旅する者よ
これから旅に出ようと言う若者の喜び、希望。若いゆえの強さ、道への憧れ。そういったものがストレートに描かれた、これから旅へ出ようとする若者の心をストレートに歌った名曲。この曲を聴いて涙する時もあった…。

このような TV 挿入歌と言うような珍しい、しかも28年前物曲が今でも CD で入手出来る事の嬉しい事。当時私は小学生であったと思うのですが、ほとんどが昔覚えていたそのままだった事を考えると、以下に当時感動的に覚えていたかが分かります。

当時の衝撃を今に蘇らせてくれた名曲達。素晴らしいです。

不思議な事にアニメ自体の方はあんまり記憶にないんだよなあ、あちこちのシーンを断片的に覚えているだけで、あんまり続けて見た記憶も無いし…。今見たら素晴らしいかも知れませんね、でもなんとマスターテープが紛失して、DVD 化は絶望視されてるらしいですね。

NHK もいかんですな、そういえば「未来少年コナン」も版権問題でもめていたような記憶が、いやあれは見れたので良いんですけどね。

いずれにしても私、小椋佳氏のアルバムで持っているのはこれだけなんです。でも素晴らしい出来です。興味のある方はぜひ聞いて見ましょう!。

マルコ・ポーロの冒険(紙)
価格:¥ 2,000(税込)
発売日:2003-03-19
マルコ・ポーロの冒険
価格:¥ 1,529(税込)
発売日:1994-05-21

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

コメント

コメントする

目次