「行けるとしたら過去と未来、どっちに行きたい?」

私がブログを書いている OCN のブログ人の企画で「行けるとしたら過去と未来、どっちに行きたい?」と言うのがあったので乗っかって見ようと思います。始めに結論から言うと「過去」ですね。
なぜなのかと言うと、基本的には私は未来は「これから形作る物」と思っているからです。未来を見てしまうと、もう決まった物として見る場合、つまらないじゃないですか、これから自分がどのような判断をして、その結果がどのように派生して行くのか、もう決まっているなら日々苦労しながら判断して行くのがまるっきり無駄ってことになってしまうような気がします。

ある可能性の一つとしての未来。ならば、これまた見るだけ無駄ってことになってしまいかねません、それどころか未来を見たために、自分自身の判断基準が変わってしまい。それによって違う判断をする事になると、見た未来そのものが変わってしまう事になりかねません。すなわち見ることが無駄です。

過去を見て見たいと言うのは、何も懐古主義的とか、後ろ向きな感情からではありません。むしろ過去を見ると言う事は非常に勇気のいる事であり、過去を見た上で反省するべき事は反省し、これからなすべき事を決めるべきであろうと思います。過去の行動、過去に起こった事実から学ぶべき事はたくさん有り、それこそがより良い未来につながって行くことなのだと思っているからです。

さてここまで来ると、この「設問」自体が無意味である事になってしまいます。過去の事ならば現在においても、十分に吟味すれば事実を知る事は不可能では無いからです。強いて言えば自分自身の目で過去の事実を見る事で、資料から知るのでは無い強烈な印象をもたらすであろうと言う事です。それは、自分自身にとって、それから自分が回りの世界に及ぼす影響を考える上で決して無駄にはならないだろうと思うからです。

人間とは感情的な生き物ですから、資料から知った「事実」と自分自身の目で見た「事実」では後者の方がより多くのインパクトを受ける事はあり得る話です。しかし、たとえ資料から知った「事実」であっても想像力豊かな感受性の強い人間ならば、そこから未来へとつながるべき事を判断して行く事は出来るだろうと思います。

しつこいようですが、私の答えは「過去」です、過去の事実を元にこれからの事を判断して行く事が、より良い未来を作る事になると、本当に思っているからです。

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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