C-180 メンテ続きと FG-420A

C180_d_8

昨日に引き続き C-180 のメンテナンスをやってます。だいたい完成です。弦がハイテンションのしかなかったので、まだ弦は張ってませんが
弦が届き次第、張って見て調子を見れば完成です。

ガットギターを手放す理由が FG-420A、思いがけなく早く届きました。ちょっと驚きです。

注:いつもと違い、写真多いです。
Peg_b_1Peg_b_2

まずは、C-180 のメンテから。昨日細かい写真は撮れなかったので、写真を撮りながら作業して見ました。これがもう片側のペグのプレート。けっこう汚いです。弦を巻くポストもかなり汚れています、ポストの汚れを分解しないうちに清掃してしまいます。

Peg_b_3Peg_b_4

けっこうきれいになりました。これから分解です。こんな感じで分解して行きます。ピニオンギヤの頭のネジを外すと、ギヤとポストが取れてきます。

Peg_b_5

ペグのウォームギヤはピニオンギヤで押さえられているだけなので、ここまで取ればペグも簡単に取れてしまいます。

Peg_b_6

ペグとピニオンギヤ、けっこう錆びているし汚いグリスがついています。これを今から磨こうと言うのです。

Peg_b_7Peg_b_8Peg_b_9

全部バラバラにした所。簡単な構造ですね。

ペグのプレートから磨き始めました。裏を見ると「YAMAHA JAPAN」の文字が刻印されています。国産自製なのでしょうか?、プレート自体はあっさりときれいになりました。30年近く投げられていたギターとは思えません。

Peg_b_10Peg_b_11

ペグの清掃前と、清掃後、ポリッシュで磨いてやりました。が、ペグのプラスティックの根元の所が取れきれませんでした。始めからするとずいぶんきれいになったので良しとします。

Peg_b_12

ピニオンはこの通りの有り様。一つずつ手でグリスを落とし、真ちゅうブラシで磨いてやります。おんなじ真ちゅうだからピカピカにはならないけど、細かい部品なのでこれで良い事にします(^^ゞ。

C_180_c_4

こんな感じで精密ドライバーで少しずつグリスを付けながら組み付けました、木部に付くといやですからね。

C_180_c_2C180_d_1_2

後は肝心のボディー。少しでも傷が目立たないように、コンパウンドで磨こうとしたのですが、思うように傷が取れません。気を使ってコンパウンドの目が細かすぎたのかもしれません、1ミクロンと書いてあります。あんまり磨いていると塗装に悪影響がでるといやなので、程々にしておきました。残念、最後にいつものポリッシュで磨いてやり、指板をレモンオイルで拭いて終わりです。

これが完成写真です。思ったよりもきれいです。

Fg420_1Fg420_2

これが今度入手した FG-420A です。実は中古で先日からアコースティックギター(フォークギター)をYahoo オークションで探していたのですが、予算とモデルと程度を考えて Get したのがこれです。このギターの事はよく分からないのですが、ヘッドのインレイからするとけっこう最近の方のような気がするんですがねえ、よく分かんないです。

そういえばYahoo オークションのアコースティックギターのジャンルもすごいですねえ、思いも寄らないのがすごい値段で取引されていたり、そうかと思うとけっこうしそうなのが案外安く落札されてたりしますしねえ、けっこう壮絶な争いが繰り広げられているようですね。ただ今回私が探していたのは。

1,取りあえず普通に鳴る事。
2,いつかは新品で気に入ったのを購入するつもりなので、高いのは要らない。
3,したがって古いのよりは新しめの、普通のやつ。

と言う条件だったので、まあまあその通りのモデルかなあ、とは思っています。 YAMAHA の情報によると、これは1989年~1993年まで制作されていて、当時の値段は25000円、胴型はウェスタン、弦長636m、表板スプルース、裏板と側板とネックがナトー、指板がブビンガ、ブリッジがパリサンドル、と言う事のようです。

Fg420_5Fg420_6Fg420_8_1

取りあえず届いたばかりの状態を記録のため写真に撮っておきました。見た目はごく普通ですね(^^ゞ、トップが何ヶ所か少し変色していますが、気にしない事にしましょう。ネックはと言うとソリは出てないようです良かった。でもけっこう弾き込んでいるらしく塗装は何ヶ所か薄くなってきていますし、カポの跡が何ヶ所かついています。

Fg420_4Fg420_9Fg420_10

指板もけっこう減っています。削れている個所を見ると私とそう違わない音楽傾向にあるようです(^^ゞ。まあ、指板に比べるとフレットは全体にはまだそんなに減ってはいないのですが、2弦1フレットがけっこう減っていて、しっかり押さえないと少しびびります。最もこれは見た感じなのですが、ナットが低めの割に弦高が高いのもあるかもしれません。ナットがけっこう低めに見えるのでサドルを交換しているかもしれませんね、指板がフラットな割に弦高が高めに感じます。

それともう一つ。始めに張ってあった弦は錆びていて3弦が無かったので、手持ちのやつを張ったのですが、これがダダリオの EJ16 012~053 のゲージの弦です。これ私には少し太すぎるようです。011~か、010~のゲージが欲しいです。そのせいもあってびびりが出てくるのだと思います。普段細めの弦ばかり使っているせいで指がなまっているようです。

実はすでに弦は注文済なのですが、弦が届く前にギターが届いてしまったのです。大体がなんでこんな弦を持ってるんですかねー、私の記憶している限りではこのゲージの弦は使った時が無いはずなのですが。不思議です。そういう訳で弦が届いたらもう一度ちゃんとインプレッションしようと思います。

取りあえず EJ16 を張っての感想なのですが。まず、ボディーがでかい、音もでかい。高音弦がきらびやかに鳴る。低音弦がぶっとい割にあんまり響かない。と言う事でしょうかねえ。良く言えば低音がしまっていると言う事も出来るかもしれませんが、まだ何とも言えません。

ギター本体も今のところまだ何にも手を加えてはいません、さっとレモンオイルで拭いただけです。長いつきあいになるかは今のところまだ分かりませんが、少しこれで練習しようと思います。

追補:写真をたくさん入れたら、レイアウトがおかしいですね見づらくてすみません。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

コメント

コメントする

目次