紅の豚

紅の豚

今日テレビでやった「i,ROBOT」も良かったんですけど昨日やってた「紅の豚」の事を先に書こうかと思います。私は飛ぶ物が好きでして、飛行機は大好きなのですね。以前に少し書いたのですが、実際に自分で飛びたいかと言うと高い所が苦手でして。結果見ているだけと言う事になるのですが。
宮崎駿さんと言う方はこういう物語が実に上手いですね。全体の雰囲気を崩す事なく細部のディティールまでこだわった造りはとても好きなのです。この映画、残念ながら映画館では見ていないのですが、ビデオで見て、DVD で見てテレビでもやるたびに見てると言う、その位好きな映画の一つなのですが。ストーリーも良いですけど、単純に飛んでる飛行艇を見てるだけでも良い。と言うくらいこの映画の中に出てくる飛行機は魅力です。

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こんな本も出てましてね、「飛行艇時代」これは改訂増補版。これも確か「復刊ドットコム」で再販希望を募っていたかと思うのですが。これが中々そそる本でして中を見ると実は「ポルコ・ロッソ」の乗る飛行艇も細かい所まで実に良く考えられている事がわかります。こういう所が映画のわくわく感にも繋がっている様に思います。

映画の中での飛行機の飛び方もリアルな物でして、「ああこの人も飛行機が好きなんだなあ」と納得してしまうような出来です。先日妻が「零戦燃ゆ」とか言う DVD を借りて見てたのですが、おいおい飛行機はそんなふうには飛ばないって!。と突っ込みたくなるような飛び方をしておりました。こういう所が日本の映画のつまらない所ですよねえ、残念ながら。

昨日改めて見たらやっぱり良い出来です。実は今日見た「i,ROBOT」も以前より良い出来に感じたので、気分的にそういう気分になっているのかも知れません。

改めて「紅の豚」を見るとストーリー、絵の良さ。もさることながら加藤登紀子さんの歌を含めて、音楽も良いですねえ。今さらですがサントラが欲しくなってしまいました。

ただただ飛行艇が飛んでいる所に効果的な音楽が流れる、それだけで雰囲気はずいぶんと違った物になるように感じました。

海外ではホームビルドの飛行機で空を飛ぶ、そういうのが結構当たり前のように行われているようですけれども、普通の旅客機に乗るだけでも怖いと言うのに良く飛ぶなあ、と思ったり。実は私は元々機械の修理が専門でして、自分自身で納得のいく飛行機を作ったらもしかして乗れるかなあ?と思ってみたり。

機械の事がわかるって言うのは、これで結構怖い物なんですよ。壊れやすい所とか、人がミスする所がわかっちゃいますからね。だからジェットコースターなんか遊園地に行くと妻に誘われて仕方なく乗るんですけど、怖いんですよね。

あそこのネジ締めわすれてるんじゃないかなあ?とか、そろそろベアリングが交換時期じゃないのかなあとか。余計な事ばかり考えついてそれがまた怖いと言う。

だったら自分自身で全部整備した方がなんぼか納得できるってもんです。

あーいやいや「紅の豚」がとっても面白いって言う話でした。

紅の豚
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飛行艇時代―映画『紅の豚』原作
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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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