書く事は難しい

私は本を読むのが好きでして、偏りはあるものの大体どんな本でも読むのですが、最近 blog を始めて、あらためて「書く」と言う事の難しさを感じています。昔は(大昔ですが)小説を書いて見たい、と無謀な事を思った事もあるのですが、こんな短い文章でも考えながら書くのは難しいので、自分の才能を見極めれない考えだったのでしょう。
まだまだこの blog も始めてまもないのですが、始めのうちは不定期で良いと思って書いていたのですが、そうすると最近は仕事がとても忙しい、それでいったん書かなくなってしまうと、ずっと書かない。と言う事になってしまいがちなのです。

そんな訳で今年からは極力毎日更新するよう心がけているのですが、少々情けないことに、仕事漬けの毎日なので案外日常で面白い事は無いもんなんですね。こうして、毎日書評やソフトウェアのレビューが多くなってしまうのです、まあ本ならたくさんあるので書くのは比較的簡単なのです。でもいかに仕事とは言え日常に埋もれて生活しているか、このような所で再認識してしまいました。私は一つの事に集中してしまいがちになるので、仕事というと仕事一辺倒になってしまうのです。そのかわり遊ぶ時は全開で遊ぶのですが。

さらに、そもそも文章を書くという事は非常に難しい。本を読んでこれは面白い、面白くないと感じるのはよくある事ですが、そもそも文章でもって私の思っている事を第三者に伝える難しさというのを、今ごろになって実感しています。一度書いた文章を自分で読み直して見ても、そもそも自分で書いたものなので、おかしい所が分からない事が多いんです。

昔、いわゆるインターネット接続環境が一般的になる前、私は Nifty Serve と言うものに加入していた事があるのですが(いわゆるパソコン通信)、これは今のような分散型ネットワークでは無く、端末(自分のコンピュータ)は分散しているが、ホストコンピュータは中央にあり、そこへみんなで接続しているという物だったのですが。当時から、文字によるコミュニケーションの難しさというのは議論されていました。私はこの言い方は好きでは無いのですが「ネチケット」なんて言う言い方でもってコミュニケーションのモラルを啓蒙しようという動きなんかもありましたね。

これは今のインターネット環境でもやはりおんなじ事で、一般的には文字でもって他人とコミュニケーションを取る事が多いかと思うのですが、その難しさ自体は変わるものでは無いようです。当たり前といえばそうなのですが、やはり作家と言う人たちは言葉の使い方はうまいですよね、中には例外も居るとはしても、ただ文章でもって不特定多数の人間を感動させてしまうというのはやはり凄い事なのだと、あらためて思ってしまいました。

いつもエントリーを書いていて、何となく物足りないような気がする。もっと面白い事も書いて見たい。など色々思ってはいるのですが、中々うまくはいかないものです。あるいは、この文章群でもってこれ自体が私そのものを表しているのかもしれない、背伸びする必要は無いのかも、とは思っているのですが、そのうちにもっと上手く書けるようになりたいものです。

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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