ハーレーのカタログを眺める

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HARLEY-DAVIDSON JAPAN からカタログが届いてました。いやほんとは先日待ちきれなくて、ディーラーさんへ行った時にもらってたんで、2冊目なんですけどね。

つい最近 Yahoo ニュースで見たんですけど、国内4メーカーが販売の低迷を続ける中でハーレーはなんと22年連続で前年比プラスになってるんだそうですね、驚きです。

いやカタログを見てたらですね、あまりにも国産車とはかけ離れたラインナップなんで、先のニュースの話と合わせて変に考え込んでしまったんですね。

いやー始めはゼファー1100の新車が欲しいなあとか思ってたんですよ、ところが排ガス対策やなんかのせいで生産中止になってしまったと聞いたもんですからね、ゼファーって言うのは日本では珍しく日常範囲での速度領域に向けて乗りやすく作られたとても良いバイクだと思ってたんですよ、それがいくら排気ガス対策とはいえ生産が出来なくなる、もちろん販売台数があんまりないのかも知れませんが、なんか少しがっかりしてしまったんですよね。

そんなこと思ってたら、以前に試乗会に行って好印象を持っていた CB750 までもが、排気ガス対策で生産中止だと言うでは無いですか、何と言うかメーカーとしてはもちろん販売台数が伸びなくて予算的にも苦しいのかも知れないのですけど、魅力的なバイクを作る努力に欠けているような気がするんですよね。

製品においてももちろんなのですが、バイクで楽しむ環境自体においてもそういう気がしてならないのですよね、昔は若い人が圧倒的にバイクに乗る人口が多かったと思うのですけど、今は10代、20代と言った人たちはほとんどバイクに乗らないようなんですね、それはバイクの楽しさを知らないからだと思うんです。

ツーリング行ったり、レースして見たり、山へ行って走ったり、泥んこになって遊んで見たり。バイクって言うのはいろんな遊びかたが出来る素晴らしい道具だと思うんですけどね。

昔はそういう事を知ることが今よりも簡単だったと思うんです、ブームみたいなのもあってバイク人口が今よりも圧倒的に多かったですからね。でも、そういうのにあぐらをかいてメーカーがユーザーを満足させるにはどうするか?、と言う事を真剣に考える事が足りなくなってしまったんでは無いか?。

そんな気がしてならないのですね。なぜバイクを作る技術、そういう点では遥かにハーレーよりも日本のメーカーの方が優れていると思われるにもかかわらず販売台数が伸びないのか?。

こういう所を日本のメーカーにもっと考えて欲しいのですね。

ハーレーのカタログを見ていると、とてもエキセントリックなラインナップで、そんなに売れるとは思えないんですけど。でも魅力的なのですね。ハーレーと言うバイクを楽しんでもらえる演出。こういうのがとても上手い、そういう感じがするのです。

実は Mac なんかにもこういう感じに似たものがあって、やっぱりアメリカ人って言うのは人生を楽しむと言う事に関しては日本人を遥かに上回るのかも知れない、そんな気がします。

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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