UNIX ネットワークの日々 水越賢治

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この前の続きの本ですね、スーパーユーザとして少しづつ一人前になってきた K 君がメールやニュースなどネットワークに関する事なんかを勉強して行く過程がけっこう面白いです。今にして思えば、インターネットに繋がる時代背景の記述やなんかの事が興味深いですね。
この本の時代では、商用インターネットサービスはまだ始まってなくて、JUNET やなんかで IP 接続じゃなくて UUCP 接続の時代だったりするんで、設定の説明自体はほとんど役には立たなくなってるんですけどね。

でも当時は単純に面白く読んだのですが、今にして思えば歴史的背景の方がはるかに面白い。そんな気がします。

私が始めて実際に UNIX に触れたのは FreeBSD なんですけれど、2番目に購入した AT 互換機(って今はそう言わないのかな?)富士通の FMV に FreeBSD 2.2.7R かなんかをインストールしたのがいちばん始めですね、始めは Windows95 とデュアルブートにして切り替えて使ってましたね、って言うか普段使うのには FreeBSD では荷が重かったんですね、私には。

だって日常使う用途には Windows95 はとっても便利だったんです、当時は。それの前には EPSON の 98 互換機で Windows3.1 を使ってたんですから。

そう言えば私も Windows3.1 から Windows95 に切り替えた時にインターネット接続したんでした。始めはアナログ電話回線でダイヤルアップ PPP で接続してたんでした。それから考えると、今の ADSL は快適ですね、当時はインターネットでマルチメディア!、なんて騒いでましたけど、実際に接続して動画を見る。何てことは夢のようでしたねえ、今でこそ普通に YouTube なんか見てますけどねえ。

でも、その頃の FreeBSD って、昔使ってた MS-DOS を高機能にしたような匂いがして、けっこうはまりましたねえ。とはいってもいじるのが楽しくって、機能的に必要としてた。と言うんでは無かったんですけどね。

UNIXネットワークの日々
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:1993-11

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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