SUGO のバイク試乗会へ行ってきた

Dscn3470

少し気分転換と言いますか、先への楽しみのためにと言いますか。宮城県のスポーツランドSUGO 4メーカー合同の試乗会があったので行ってきました。
4メーカー合同とは言ってもお目当ては「カワサキ」、実はゼファーの 1100 が欲しいのですが今年で生産中止のためか今回は出ていませんでした、残念。

例年はもう少し早い頃にやっていて、いつも地元のライディングスクールとスケジュールが重なって行けないので、今回初めてなんです。もっと早く行ってゼファーに乗ってみるべきだった(T_T)。

ところで上の写真の真ん中が今日いちばん始めに乗った HONDACB750 、なぜゼファーが欲しいとか言ってるのに CB750 なのかと言うと、CBX750F を持っているからなのです(^^ゞ。今まで カワサキの KDX-250SR の事は紹介した事があっても CBX の事は書いた事が無いのですが、それは壊れて乗れない状態になっているからなのです(;_;)。直すか直さないか迷っているのです。

それで今日始めのバイクはおんなじ系統のエンジンを積んでいる CB750 を選んでみたのですが。それでは今日のインプレッションなど。

CB750
今日イチと言う事もあり始動性は良好。ブリッピングしてみるが少し手応えのある吹け上がり、トルクありそう。スタート前に軽くライディングポジションを確認してみるが、非常に良好。ハンドルはかなり高めに感じる。少し揺さぶってみるが最近のホンダ車らしく初期作動性は良いが少し硬そうな足回り。シート座面も想像してたのよりは硬い。

スタートしてピットからコースへ、ちなみに今日の試乗は SUGO の本コース、走るのは 20年ぶり?。

エンジンは思ったよりも加速が良い、中速域からのトルクが厚く感じる。先行車に付いて行くのにも不足は感じない、ホンダらしく躾けられたエンジンは下から上まで不満は無い。静かだしスムーズ。

本当に久しぶりのサーキットだと言うのに不安感の無い足回りと相まってとても乗りやすい。トラクションがはっきりとした手応えを感じ「怖さ」が無い。指一本でコントロールできるフロントブレーキ、剛性感のあるフレーム。良いとは思ってたがこんなに良いとは!、CBX はやっぱり直すのやめようかなー?、いくら直してもこんなには良くならないだろうと思うとショック。

W650
次に乗ったのはゼファーの次の購入候補、カワサキの W650 アップハン仕様。乗ってすぐに気付く独特なハンドリング、ロール軸の角度が独特な感じ。おそらくは寝かせ目のキャスター角とアップハンと相まって強調されている後輪荷重のせいと思われる。思い切ってリヤに体重を預ければ結構曲がる。

エンジンは 650cc のツインエンジンとは思えないほど力がある。もっとトルクは薄いと思っていたが、低速から独特のパルス感をもって加速して行く。ぎくしゃく感は無い、コーナー立ち上がりでの加速が CB750 とまでは行かないが、それに近い感じで加速して行くのには驚いた。その代わり高速域でのパワーは今一つ。

そういうバイクでは無いと知ってはいるが、案外効かないブレーキに一瞬ドキッとする。が、気を取り直してしっかり握ればそれなりに効く。勘所を押さえれば結構速い。

ER-6f
カワサキらしからぬと言えばいいのか?、カワサキらしいと言うのかヘンテコなバイク。650cc の2気筒だから W650 に近いポジションだが、全然違うモデルになっている、国内未投入だから逆輸入車扱い。

これもまた 650cc ツインにしては加速の良いエンジン。W650 とは違いパワーバンドが高速域にシフトしている。その分低速ではぎくしゃくするが、高回転での伸びは良い。ハンドリングも今風で違和感は無い。ブレーキも効くし、足回りも以外と良い。

しかしなぜか感じるいまいち感、これはおそらくヨーロッパ向けで向うでは足代わりになるようなバイクと思われ。そのために以外と安っぽい作りで、それでいて値段はすごい!。嫌いじゃないが購入候補にはならないと思われる。

DR-Z400SM
KDX-250SR に乗っている事もあり、少し気になる存在だったので乗ってみた。が、実は最近のスズキ車はあまり好きじゃないのです。今回最多の試乗車を用意し一番力が入っていたが??、最近売れてないのでは?(気のせい?)。

しかし見た目とは裏腹に走りは良い!、ロードスポーツ車としてみた場合、峠道などでは相当速いはず。エンジンはかなりの高回転型で 4st シングルとして考えると意外なほど。回さないとパワーが出ない、低回転から加速しようと思うと カッ カッ カッ となって失速するほど。その分固められた足回りと相まって高回転まで回せばちょっとやそっとのロードスポーツ車では追いつけないはず。

振動も少なくツーリングにも良さそう(KDX よりは)。

ZZR1400
最後の最後に一番すごいの。話のネタに 1時間待ちで試乗してみたが、あまりのすごさに全然参考にならなかった(T_T)。

造りは良いし、スタイルも良い。エンジンも下から上まで超スムーズですごいパワー!下りの直線でアクセルを開けてみたが、ものすごいスピードの乗りでとても全開には出来ません。

ものすごさとは裏腹にとても扱いやすい車体で、とても普通に乗れてしまうためにかえって怖い。今回試乗会と言う事で先導車付、追い越し禁止でコーナーが 60~70km/h 位、裏の直線でたぶん 140~150km/h 位、この程度ではいくら扱いやすいとは言っても荷重が足りない感じで物足りないほど。

こんなの買って本気で走ったら免許も体もとても持たないだろうと思うと購入候補にさえならない。

値段もすごいんだけど。

こんなわけで、購入候補としては相変わらずゼファー 1100 が最有力と言う、参考になったんだかならなかったんだか良くわからない試乗会でした。

それよりも久しぶりなのにちゃんと「乗れる」事が確認できたのが一番の収穫だったかも?。

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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