ジェイムスン教授シリーズが読みたい

Niju

ニール・R・ジョーンズと言う人の書いた SF で「ジェイムスン教授」シリーズと言うのがあって、ハヤカワから全部で四冊出ていて、廃版になって久しいのですが、なぜか最近これが読みたくてたまらないのです。
老齢のジェイムスン教授は、不治の病に倒れるのですが、将来科学が発達して病気が治るかも知れないと言う未来に命を託して冷凍睡眠に入り、自分の体を地球をめぐる軌道へと打ち上げます。

ところが静かに冷凍睡眠に入って地球をめぐるあいだに何万年もたってしまい人類は滅亡してしまいます…。

そこへたまたま通りがかった異星人が、ジェイムスン教授の収められたカプセルを見つけて、自分たちと同じ機械の体に脳だけ取り出して生き返らすのです。

人類の中で自分一人だけ、しかも変わり果てた姿で生き返ったジェイムスン教授は絶望のあまり自殺しかけるのですが、せっかく生き返った命。機械の体は寿命も長く、自分たちと一緒に宇宙を冒険して楽しもう!。と説得されて表紙のような姿で異星人と暮らすようになるのでした。

とまあ、こんな内容では無かったかと記憶しているのですが、何しろ読んだのは何十年も前…。記憶は定かでは無いのですが、非常に珍しいと思われる事に、表紙、挿絵は藤子不二雄氏が描いているのです。

とてもユーモラスで小説の内容にあっていて驚いた記憶があります。

この本、なぜか最近とても読みたいのですが、何しろ廃版になって久しく、しかもけっこう人気があるらしく Yahoo オークションなどでも高価にて取引されているようです(T_T)。

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そういえば攻殻機動隊でもジェイムスン型のサイボーグとしてちょこっと出てきたりしますね。

うーん、もう一度読みたい。どうして今ごろ思い出すかなあ。

二重太陽系死の呼び声
価格:¥ 294(税込)
発売日:2000
放浪惑星骸骨の洞窟
価格:¥ 336(税込)
発売日:2000
惑星ゾルの王女
価格:¥ 294(税込)
発売日:1974-02
双子惑星恐怖の遠心宇宙船
価格:¥ 378(税込)
発売日:1977-04

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

コメント

コメント一覧 (4件)

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    凄く面白そうですね!

    銀河鉄道999好きの私としては、ツボにはまりそうです

    映画化されても良い位の設定ですよね

    ぜひ手に入れてください!

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    五十嵐さんこんばんは、

    とても面白かった記憶があるんですよ、細かい所は忘れてしまったんですけどね。映画化はされれば面白そうだなあ、とは思うのですが。実現したら人間の出てこない映画になってしまうので、実現化は難しそうですね(^_^;)。

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    映画化した時に、俳優のギャラが要らないなんて最高ですよね!

    そういえば、今やってるウィル・スミスの「I Am Legend]も

    地球上に一人になったら、、、と言う設定なのでギャラが安く

    済んでいると思います

    思っていた以上にスリリングで面白かったですよ

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    今頃コメントされても・・・だと思いますが はっはは

    ジェイムスン教授が宇宙船に乗り込むくだりのところをちょい思い違いしてるみたいですね。こうあります。
    「宇宙の深遠ー地球から2マイルほどはなれたあたりをジェイムスン教授の遺体を納めたロケット式棺桶は果てしもなくぐるぐるとまわりつづけていた。いってみればそのロケットは、地球の周回軌道を巡る人工の衛星であった。1958年、ジェイムスン教授は、自分の死後にその遺体を永遠に保存する方法はないものかと必死に求め続けてきた。かれはもう長いこと、この難問ととり組んできたのである。」
    ということで、冷凍睡眠に入ったのでなく エジプトのファラオのミイラの如く永遠に死体を安置する方法として、地球の周回軌道上に墓を作ったんです(ただのロケット式棺桶ですが)。それが4千万年後に通りかかった宇宙人によって発掘され、生き返らせてしまったという話です。

    ハヤカワから全四冊出てますけど、(アメリカの)版元が代わり、未訳のまま残っているのが9編残ってますので、そちらのほうも気になるところです。もう無理だと思うけど…

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