前のエントリーで、グッドライダーミーティングの事を書いたのですけど、当時乗っていた CBX750F がトラブルばかりだと書いたのですけど、グッドライダーミーティングが激しいせいでは無くて、私の CBX があまり程度の良く無い中古車だった事が原因です。
写真が残ってないので、メーカーサイトの写真で失礼します。記録を見て見ると、CBX750F を購入したのは、２００３年末の事だったようです、当時はまだデジカメを持ってなくて、それで写真が Mac に残ってないのだと思います。ライブラリのいちばん古いのが2005年のものですからね。
フィルムの写真で取ってたような気もするんですが、どこに行ったのかもう分からなくなっています…。
それは、Yahoo オークション で茨城県の業者の方から１０万円で購入したものでした。予備検査がついていたので、程度はある程度形があれば、あとは自分で直すからいいや。と思って購入したので、結果的に乗り続けられなくなってしまったのは、これは自分のせいであると思っています。
当時はまだ、ロングのワンボックスバンに乗っていたので、自分で引き取りに行きました。記憶は曖昧なのですが、オークションが成立したのが、１２月２８日なので、年明けにお金を握りしめて、妻と一緒に取りに行ったと思います。それで、取りあえず乗れる状態だったので、１月５日に福島陸運支局に車検を受けに行ったと記憶しています。
とは言っても予備検査がついていましたので、書類だけの提出で済んだのですけどね、その年に初めて車検標章が今のような小さいものに変ったのだと思います。
これが私にとって初めての大型バイクでして、喜び勇んで走り廻ったのですが、冷静に考えれば、とても喜んで走り廻れる状態では無かったのですね。少し残っている記憶を元に自分で直したところを書いて見ようと思います。
まずタイヤが坊主でして、すぐにタイヤを BS の BT45V に前後履き替えました。CBX はフロントタイヤが１６インチでしてこれくらいしかはけるタイヤが無かったのですね。タイヤだけはバイク屋さんで入れてもらいました(^^ゞ。
その後リヤブレーキトラブルに巻き込まれて、リヤマスターシリンダーを OH しました。この時にブレーキキャリパーも見て見たらけっこうひどい状態だったので、ひどくなりすぎないうちにと思い。フロントマスターシリンダーも OH 、フロントとリヤのキャリパーシールも交換。
フロントをばらした時に、フロントホイールの回りが悪いのに気がついて、フロントホイールベアリングを交換。
ステアリングもガタ付いていて、センター付近で特にひどかったので、ステアリングヘッドベアリングも交換。
その後メーターも動かなくなり、スピードメーターワイヤーと、メーターギヤを交換。
トリップメーターの動きが悪かったので、部品取りようにひとつ中古メーターを購入し、良いとこだけ取ってひとつのメーターを作った。ちなみに購入した時は、オドメーターは 17000km 程を指していたが、実走行予想としては 50000km は走っていると思ったので、メーターを OH した時に 20000km ちょうどにしてしまいました（当時 18500km くらいだったかな）。
バッテリー爆発事件が起こったので、バッテリーとマグネットスイッチを交換。
そう言えばリヤサスのダンピング調整用のワイヤーが動かなかったので、新品交換。したのだが、交換時にショック部の調整用レバーが劣化していて破損してしまったので、自作品に交換。
油圧クラッチだったのだが、クラッチレリーズシリンダよりオイル漏れしていて、クラッチレリーズシリンダを OH 、ついでにクラッチマスターも OH 。
プラグも、エアクリーナーも交換。当然エンジンオイルとオイルエレメントも何回も交換した。
まあ、ざっとこんなものだったので正直乗っている時間よりも直している時間の方が長かったと思います。しかも大型バイクに慣れたくて、ライディングスクール等に良く行っていたので、けっこう酷使していたかな？。
こういう感じだったので、妻にもあきれられてしまい。「中古車は壊れるから高く付く」、と言われるようになってしまったのですね。
その後体調を崩してしまい。なかなか壊れているところを直す事が出来ずに、しばらく休眠する事になってしまいます。
仕事も休職するような事になってしまうのですが、そんな時に気晴らしで行った試乗会で、CB750 に乗ってあまりの良さに惚れ惚れとなるのですが、あんまり良いのでよけい CBX を直そうと言う気が起こらなくなってしまう。と言う事態にもなってしまいます。
その後どうしてもバイクに乗りたくなり、妻にお伺いを立てたところ「新車なら OK」と夢のような事をいわれ、883R 購入となるわけです。
まあ、結果から言うと CBX750F は維持できなかったのですね、トラブルが多すぎて。妻の言うことも一利あるわけです。私自身は機械いじりも大好きなので、修理も楽しんでいたのですが。ちょうど体調を壊したのが重なってもう直せなくなったのですね。
いろんな条件が重なってしまった結果だと思います。
結果的に走り廻ったのは始めの２００４年がほとんどで、あとは修理ばかりで、結局車検も受けないままになっておりました。バイクには少しかわいそうだったかな？。
コメント
コメント一覧 （6件）
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こんばんは
結構苦労したんですね。
私も似たような経験があります。ＸＬ883の前に乗っていたのはヤマハＳＲＶ250です。中古で7万円くらいで購入しました。
ここからが大変。しばらくするとフロントフオークオイル漏れ、タイヤ前後交換、チエーン引き、その後不安なのでチエーン交換。セル不調。フロント、リヤブレーキがなんとなく不安などなど。
修理代は車体より高くつきました。それでも高速走行時は不安感が抜けませんでした。
そこで、思い切って妻に相談。ＸＬ883購入となりました。今は、不安感がなく安心して乗ってます。
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そうだったんですか。誤解していたようですね。
原付程度ならある程度騙しながら走れますが、大型になると結構危険ですね。
走行中に事故が起きなくてよかったです。
８８３Ｒも工賃などお高いですが、気持ちよく安全に走るにはデーラーなどでのメンテナンスも大事ですね。
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くろっXさんこんばんは、
苦労したとは思ってないのですけどね、私の力不足だったと思ってます。同じような車両で素晴らしいメンテをされて、乗りこなしている人もおりますからね。ただただ力不足であったのだと思います。
中古である事も、ある程度良く無くてもしょうがないか、と言う良いわけになってしまいますからね、それでいいわけの効かない新車を少々無理に購入したと言う事でもあるんですね。これで、マシン不調で走れない良いわけは少なくとも出来ないわけです(^^ゞ。
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あれー？？さんかな？
こんばんは、普通のバイク屋ってのはあんがい定期点検なんかやってくれなかったりするんですよね、私のところには初回６ヶ月点検の通知が来ました。CBX の時と違って、今度はある程度ディーラーに任せて見ようと思ってます。費用が怖いですけどね。
バイクってのは乗ってる人間にある程度のフィードバックがあるもんですから、故障すなわち危険、と言う風にはなりづらいのでは無いかと思うのですけどね、でも私のようにどこがどんなふうになっているか分からない場合は、自分でひと通り手を入れるまでは安心できませんね。こんどは新車なので ある一定以上の安心感はすでにあるわけです。
いじる事よりも、走る事に集中して見たいと思います。せっかくのおニューなので(^^ゞ。
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私も以前、ヤフーオークションで”ＧＬ７００（２８年前の骨董品）”を購入した際
きれいに写った写真と、錆だらけの実車のギャップが酷かった事がありました（ほとんど詐欺です）
バッテリーも上がっていて、ブーストケーブルが何とか始動、、、
キャンセル禁止でしたので仕方なく仮ナンバーを付けて３００Ｋｍを走って
帰りましたが、慣れない旧車でエンストしたらお終い！のプレッシャーが凄かったです
帰ってから錆を落とすのに、コンパウンドじゃなくヤスリで何日も掛かりましたよ
それに比べて新しいバイクはいいですよね
でも、旧車も味があって好きです
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sanwagunma さんこんばんは、
GL700 も探していた時期がありました(^^)、けっこういい値が付いちゃうんですよね。旧車は好きなんですけどね、今は余裕がなくって…。そのうちに余裕が出来たらがらくたのようなのを手に入れていじり倒して見たいです。