最近のデミオ

少し前になるのですが、デミオのフロントサスペンションの辺りからハンドルを切るとごつごつと言った感じの異音がしていたので、オイル交換ついでに、ディーラーへ持って行ったら、対策品でもあったのか、無料で修理してもらいました。
後で話を聞くと、やはりフロントサスペンションのアッパーマウントのベアリングが異常で、交換になったそうです。それとフロントサスペンションのスプリング自体もへたりがあったのか、交換してくれました。

始めは、ハンドルを切った時の異音だけ気になっていたのですが、修理が終わって試乗して見ると、まるで走りが変わっている事に気がつきました。今までは、タイヤを交換したせいかと思っていたのですが、フロントがイン側に巻き込むような、そうかと思うとリヤが突然流れ出したりするような挙動があったのですが、すっかり無くなっています。回頭性のよいのがデミオの良い所とは思っていましたが、あんまり激し過ぎるなあと思っていたのでした。

ところがフロントサスペンションを直してもらってからはすっかり異常なとこはなくなっていました。フロントもスムーズにインに入ってきますし、リヤタイヤも簡単に流れ出すような事もありません。フロント、リヤ両方できれいにコーナリングして行きます。今までタイヤのせいにしていましたが、そうでは無かったようです。それにしてもフロントのサスペンションの不具合でリヤまでおかしくなるとは思いませんでした。まあ、車はバランスで走るものですから、当然と言えば当然なのでしょうが、少し感動物でした。

なぜタイヤのせいかと思ったかと言うと、デミオは結構ロードノイズを拾うんで煩いんです、大体マツダの車は煩いのが多いですが、デミオは珍しくエンジンがとっても静かなのです。アイドリングしていると回っているのかどうか分からないほどなのです。それで余計ロードノイズが気になり、少しグリップを落として、静かなタイヤに換えて見たのです。結果はと言うといまいちでした。ロードノイズのレベルはあまり変わらず、タイヤのグリップを落とした事だけ不満が残る結果となってしまいました。まあ、この車に静粛性を求めるのが間違っていたのでしょう、今度は少し煩くても、もうちょっとグリップの良いタイヤにしようと思います。

車検も終わりまして。そういえばマツダでは延長保証のメニューがあり、サービスの人から進められていたのですが、なんと今回、無くなってしまったのだそうです、いや少しは残っているのですが、値段が上がっています。あれだけ宣伝しておいて、さて入ろうかなと思った時には無くなっている。これではいけません、話を聞くと、保険会社とのタイアップのようだったようですが、あんまりにも補償整備が多すぎて、元が取れなくなったようです。こういう部分は信用にかかわるので、きちんとして欲しい所です。

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さて車検も終わり、オイル交換の時期になっていたものですから、以前から進められていた、オイル添加剤「MT-10」と言うものを入れて見ました。実は私はこの手の添加剤と言うものはこれまでいれて見た事が無かったのですが、以前のものよりお値段もリーズナブルだったので入れて見ました。

今までのテフロン系のものとか、モリブデン系のものとはちょっと違うようです、塩素系化合物によって、金属間の摩擦を減少させ、ドライスタート時のエンジン摩耗を抑える、と言う事が売りのようです。少しインプレッションして見ます。

注入後 100km ぐらいから効果が出てくると書いてあります。

100km 走行後、いくらかエンジン回転がスムーズになってきたようですがあんまり、分かりません。

250km 走行後、オートマのシフトタイミングが変わってきたように感じます。おそらくは、エンジンの回り具合が違うので、アクセルで加減しているのでしょう、エンジン音が静かになってきたように感じます、排気音すら静かになってきたように感じ、スムーズにはなったが、パンチがなくなってきたように感じます。高回転時でのスムーズさが、際立ってきました。

500km 走行後、低速域でのエンジンのピックアップが良くなってきたように感じます。高回転域での元気さも戻ってきたように感じます。全体に元気になったような感じです。

750km 走行後、低回転から高回転まで、以前よりスムーズに、ピックアップが良くなったように感じます。パワーアップしていると言う感じはしませんが、元気な感じです。

1000km 走行後、相変わらず調子はいいようです、以前よりもアクセルを開けるようになってきたせいか、排気音も元気に感じます。

今のところこんな感じでしょうか、燃費も良くなるんですよとサービスの人は言ってましたが、エンジンの調子を見るため、と称してついつい飛ばしてしますので、燃費の方は良くなったのかどうか良くわかりません。下手すると以前よりも悪くなっているようです(^^ゞ、しかし結果として平均速度が上がっているうえに、カーブの多い道を走る事が多くなったので、これは添加剤のせいと言うよりは、走り方のせいでしょう。以前よりも楽しんで走っているのでそのせいでしょう。

もともとパンフレットにはパワーアップするとは書いてなくて、ドライスタート時のエンジン内摩耗の低減、と言う事を謳っているので、そちらの方に期待したいです。私のデミオも3年で6万キロを超えているので、なるべく好調さを保ちたいと思っています。

それと以前から感じていたのですが、この手の添加剤に関しては、マツダは結構正直な所があるように感じます。よくあるような一回入れれば一生大丈夫、なんてコピーも結構見ますが、これには2万キロに一回入れてくださいと書いてあります。

そんな訳で最近は喜んで走り回っているので、燃費が悪いのはもちろんですが、低燃費、耐摩耗性に優れているはずのタイヤも結構減ってきてしまいました。この次はロードノイズの事はあきらめてもう少しグリップの良いタイヤにしようと思っています。

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この記事を書いた人

もとメンエス店長、今は別な仕事になりました。
ぽちぽち書きます。

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